投稿者: はんふりぃ

  • 5-8 ドイツ旅行で英語はどのくらい必要だったか 翻訳アプリとChatGPTで個人旅行はできるのか


    今回のドイツ旅行は、フランクフルトから入り、ヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンと移動する11日間の個人旅行でした。

    海外の個人旅行となると、やはり気になるのが言葉の問題です。

    ドイツ語はもちろんできません。
    英語も、私の場合、長年勉強しているとはいえ、決してペラペラではありません。

    では、実際にドイツを個人旅行してみて、英語はどのくらい必要だったのか。

    結論から言うと、英語がペラペラでなくても、今回のドイツ旅行では大きく困ることはほとんどありませんでした。

    ただし、
    「翻訳アプリがあるから語学はいらない」
    とまでは思いませんでした。

    むしろ、旅の後半では、
    AIや翻訳アプリがあっても、やはり語学は必要だな
    と感じる場面もありました。

    今回はそのあたりを、実際の体験ベースで書いてみたいと思います。


    ホテルやレストランでは、英語でほとんど問題なかった

    今回の旅行で、英語を使う場面はいくつかありました。

    ホテルでのチェックイン。
    レストランでの注文。
    会計。
    予約の確認。
    タクシーの手配。

    こうした場面では、思ったほど困ることはありませんでした。

    たとえば、ローテンブルクのホテルでは、明後日の朝に駅まで行くタクシーを予約する必要がありました。

    ホテルの受付で、
    「明後日の朝、駅まで行くタクシーを予約したい」
    という内容を英語で伝えましたが、まったく問題なく会話できました。

    レストランでも同じです。

    予約していることを伝える。
    料理を注文する。
    飲み物を頼む。
    会計をお願いする。
    カードで支払う。

    このあたりは、旅行で使う表現がかなり限られています。

    もちろん、完璧な英語で話していたわけではありません。
    ただ、こちらの言いたいことは十分伝わりました。

    実際のところ、旅行で必要な英語は、それほど難しいものではありません。

    「予約しています」
    「2人です」
    「これをください」
    「カードで払います」
    「タクシーをお願いします」

    こういうレベルの英語が使えれば、かなり何とかなります。

    今回の旅行で感じたのは、海外個人旅行に必要なのは、流暢な英語というより、場面ごとの最低限の英語をためらわずに使うことだということでした。


    一番難しかったのは、会話よりメニューだった

    一方で、意外に難しかったのがレストランのメニューです。

    ドイツ語のメニューは当然分かりません。
    ただ、英語のメニューがあれば大丈夫かというと、実はそうでもありませんでした。

    英語で書いてあっても、そもそも料理名を知らないのです。

    肉の種類。
    調理法。
    ソース。
    付け合わせ。
    その土地の料理名。

    これらが並んでいると、英語で書かれていても、結局よく分かりません。

    たとえば、日本のメニューを考えても、外国人が英語に翻訳された文字だけを見て、「これはどういう料理か」を完全に理解するのは難しいはずです。

    ドイツでも同じでした。

    英語メニューがあっても、
    「これは結局、何の料理なのか」
    が分からない。

    そこで活躍したのがGoogle翻訳です。

    メニューをスマホで読み取り、日本語に訳して、ようやく何となく分かる。
    それでも、料理そのものを知らないと、完全には分かりません。

    むしろ、メニューに関しては、女房殿の方が分かっていたように思います。

    料理や食材の勘がある人の方が、英語力とは別のところで強いのかもしれません。

    今回、ホワイトアスパラガス、シュニッツェル、フランケンワイン、ビール、ソーセージなど、ドイツらしいものをいろいろ食べました。
    ただ、その裏側では、メニューを見て毎回それなりに悩んでいました。

    英会話よりも、料理名を理解する方が難しい。
    これは、実際に行ってみて初めて分かったことでした。


    一番のトラブルは、英語ではなくフランクフルト空港だった

    今回の旅行で一番大きく迷ったのは、実は英語の会話ではありません。

    フランクフルト空港から市内へ移動する場面でした。

    フランクフルト空港では、JAL便が到着するのは第2ターミナルです。
    一方、市内へ向かう鉄道は第1ターミナル側から乗ります。

    つまり、まず第2ターミナルから第1ターミナルへ、空港内の電車で移動する必要がありました。

    これは、出発前に「地球の歩き方」で一応調べていました。

    ところが、現地に着いた瞬間、その手順をすっかり忘れてしまいました。

    第2ターミナルで、市内へ行く鉄道の乗り場を探して、しばらくうろうろしてしまったのです。

    ようやく第1ターミナルに移動する必要があると気づき、空港内の電車で移動しました。

    ところが、そこでもう一つ失敗がありました。

    市内行きの切符を買うには、緑色の券売機を使えばよかったのですが、私はなぜか赤色の券売機の前で、目的地の駅名を必死に探していました。

    当然、見つかりません。

    この赤い券売機が何の路線用だったのか、今でもよく分かりません。
    ただ、私が買いたかった切符を買う機械ではありませんでした。

    結局、ここで約30分ほどロスしました。

    この場面で必要だったのは、英語力というより、
    空港の導線を理解する力
    券売機の種類を見分ける力
    事前に調べたことを現地で思い出す力
    だったと思います。

    海外旅行では、語学だけでなく、こういう現場対応力もかなり重要です。


    ドイツ鉄道はDB Navigatorがあればかなり何とかなる

    一方で、ドイツ国内の鉄道移動は、思ったより何とかなりました。

    理由は、DB Navigatorアプリです。

    今回の旅行では、ドイツ鉄道で何度も移動しました。
    フランクフルトからヴュルツブルク。
    ヴュルツブルクからローテンブルク。
    ローテンブルクからフュッセン。
    フュッセンからミュンヘン。
    そして、ミュンヘン市内から空港へ。

    最初はかなり不安でした。

    ドイツの駅には日本のような改札がありません。
    ホームも出発直前まで変わることがあります。
    列車の遅れもあります。
    車内で抜き打ちの検札もあります。

    しかし、DB Navigatorを使っていると、かなり安心できます。

    乗る列車。
    発車時刻。
    到着時刻。
    ホーム。
    乗り換え。
    遅延情報。
    現在地。

    これらがアプリで確認できます。

    途中からは、DB Navigatorを見ながら動けば、かなり落ち着いて移動できるようになりました。

    今回のドイツ旅行で、鉄道に関しては、英語力よりもアプリ力の方が重要だったかもしれません。

    もちろん、何かあったときに駅員さんに聞ける英語力はあった方がいいです。
    ただ、通常の移動であれば、DB Navigatorがかなり助けてくれます。

    ただし、これはドイツ国内の話です。

    去年のプラハ、ウィーン、ブダペストの移動を思い出すと、国をまたぐ鉄道移動では、今回ほどスムーズにはいかなかったようにも思います。

    ドイツ国内ではDB Navigatorという強力な味方があります。
    しかし、国境を越える鉄道旅行では、アプリだけですべて同じようにいくとは限りません。

    その意味では、今回のドイツ旅行は、個人旅行としてはかなり恵まれた環境だったのかもしれません。


    翻訳アプリとChatGPTがあれば、個人旅行のハードルはかなり下がる

    今回の旅行で強く感じたのは、翻訳アプリとChatGPTがあれば、海外個人旅行のハードルはかなり下がるということです。

    メニューの翻訳。
    レストランでの注文の相談。
    ホテルへのメール文面。
    列車のチケットの確認。
    現地で迷ったときの判断。
    ちょっとした英語表現の確認。

    こうした場面で、スマホがあると本当に心強いです。

    特に、ChatGPTは単なる翻訳だけではなく、状況を説明すると「この場合はこうすればよい」という形で相談できるところが便利でした。

    たとえば、レストランで何を頼むか。
    チップはどうするか。
    このチケットで合っているか。
    この駅で乗り換えればよいのか。

    こうした判断は、単なる翻訳アプリだけでは少し難しいところです。

    その点、ChatGPTは旅行中の相談相手としてかなり役に立ちました。

    正直なところ、今回の旅行を終えて、
    翻訳アプリとChatGPTがあれば、海外個人旅行はかなり何とかなる
    という自信がつきました。

    ツアーではなく、自分たちでホテルを取り、鉄道に乗り、レストランを探し、街を歩く。
    それが思っていたよりも現実的だと分かったのは、大きな収穫でした。


    でも、翻訳アプリは万能ではなかった

    ただし、翻訳アプリがあれば語学はいらない、というわけではありません。

    そのことを強く感じた出来事が、ローテンブルクでありました。

    ローテンブルクの駅で、何か客の荷物がなくなったようなアナウンスがありました。

    その後、駅のホームで、ドイツ人のおばさんが女房殿の赤いポシェットを見て、何かしきりに話しかけてきました。

    当然、ドイツ語なので分かりません。

    その時点では、何を言っているのかまったく理解できませんでした。

    さらにその後、ローテンブルクの雑貨屋でも、店の人が女房殿の赤いポシェットを見て、また何かドイツ語でしきりに話しかけてきました。

    もしかすると、駅でのアナウンスと何か関係があったのかもしれません。
    あるいは、単にポシェットについて何か言っていただけなのかもしれません。

    いずれにせよ、こちらには分かりません。

    そこでスマホを出して、Google翻訳で通訳しようとしました。

    ところが、こういう時に限ってうまく機能しません。

    電波の関係なのか。
    こちらが慌てていたからなのか。
    相手の話すスピードが速かったからなのか。

    テレビなどでは、スマホをかざせば外国人とスムーズに会話できるように見えます。
    しかし、実際の旅行中に、急に話しかけられ、こちらが少し焦っている状態では、そんなにうまくはいきませんでした。

    この時は、かなりはっきりと感じました。

    翻訳アプリは便利だけれど、万能ではない。

    そして、もう一つ感じたのは、
    AIが普及しても、やはり語学は必要だ
    ということでした。

    今回は相手がドイツ語だったので、英語の問題ではありません。
    ただ、これは英語でも同じだと思います。

    突然話しかけられたとき。
    相手が少し早口だったとき。
    こちらが慌てているとき。
    スマホがうまく動かないとき。

    そういう場面では、やはり自分の耳と口で、最低限でもやり取りできる力があるかどうかが大きいのだと思います。


    英語ができると、旅の不安はかなり減る

    今回のドイツ旅行では、英語ができなくて大きく困った場面はほとんどありませんでした。

    往復のフライトはJALでした。
    鉄道はDB Navigatorがありました。
    レストランのメニューはGoogle翻訳がありました。
    困ったときにはChatGPTに相談できました。

    そう考えると、昔に比べて海外個人旅行のハードルは、かなり下がっていると思います。

    ただ、それでも英語を勉強していてよかったとは思いました。

    ホテルでタクシーを頼む。
    レストランで注文する。
    会計する。
    予約を確認する。
    何かを聞き返す。

    こうした小さな場面で、英語を少しでも使えると、旅の不安はかなり減ります。

    ペラペラである必要はありません。
    難しい文法を使う必要もありません。

    ただ、必要な場面で、必要なことを、短く伝えられる。

    それだけでも、海外旅行では大きな力になります。

    今回の旅行で感じたのは、英語は「試験のためのもの」ではなく、やはり「実際に使うためのもの」だということでした。


    AI時代でも、語学はやっぱり必要だと思った

    今回の旅行を終えて、私は少し自信がつきました。

    翻訳アプリとChatGPTがあれば、ドイツ個人旅行は十分に可能です。
    少なくとも、ホテル、鉄道、レストラン、観光地を回るくらいであれば、何とかなる場面が多いです。

    一方で、スマホやAIに頼りきりでよいかというと、そうでもありません。

    メニューの内容を理解するには、言葉だけでなく料理の知識も必要です。
    駅や街中で突然話しかけられたときには、翻訳アプリがすぐに使えないこともあります。
    相手の言っていることを少しでも聞き取れるかどうかで、安心感は大きく変わります。

    AIは、海外旅行の強力な味方です。
    これは間違いありません。

    しかし、AIがあるから語学はいらない、というより、
    AIがあるからこそ、少しの語学力でも海外旅行に挑戦しやすくなった
    という方が、今回の実感に近いです。

    完璧な英語は必要ありません。

    でも、最低限の英語を少しずつ身につけておくと、旅は確実に楽になります。
    不安も減ります。
    そして、現地で何かあったときの対応力も上がります。

    今回のドイツ旅行は、英語学習を続けてきた意味を、少しだけ実感できる旅でもありました。

    英語ができるようになってから海外旅行に行くのではなく、
    海外旅行に行くからこそ、英語を使う場面が生まれる。

    そして、その経験がまた、英語を勉強する理由になる。

    ドイツ旅行を終えて、そんなことを感じました。


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  • 5-7 JAL SKY WIDERでドイツへ 夫婦二人掛け席にこだわった話


    今回のドイツ旅行では、航空会社はJALにしました。

    我が家はもともとJAL派です。せっかくヨーロッパまで行くなら、できればJALで行きたいという気持ちがありました。

    もう一つ大きかったのが、長距離フライトで少しでも楽に移動したかったことです。

    ドイツ旅行というと、現地での鉄道移動やホテル選びに目が行きがちです。実際、今回の旅行でも、フランクフルトからヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンへと鉄道で移動したので、DB Navigatorやバイエルンチケットにはずいぶんお世話になりました。

    ただ、よく考えると、日本からドイツまでのフライトも、旅のかなり大きな部分を占めています。

    特にエコノミークラスでヨーロッパまで行く場合、座席の快適さは旅の疲れ方にかなり影響します。

    そこで今回、かなりこだわったのが、JALの「SKY WIDER」と、夫婦二人で並んで座れる二人掛け席でした。

    SKY WIDERに期待したこと

    JALのSKY WIDERは、通常のエコノミークラスよりも座席まわりにゆとりがあるタイプのシートです。

    もちろん、ビジネスクラスのように横になれるわけではありません。

    しかし、長時間のフライトでは、少しの差がかなり大きいです。

    ヨーロッパ便は飛行時間が長いので、足元の余裕や座席の幅、隣との距離感はどうしても気になります。

    若い頃なら、「まあ、エコノミーでも何とかなるだろう」で済んだかもしれません。

    でも、今はそう簡単にはいきません。

    現地に着いてから元気に動き回るためには、出発前から、いかに疲れを残さず到着するかも大事です。フライトの座席選びも、立派な旅行準備の一部だと思います。

    SKY WIDERにも2種類あった

    ここで一つ、今回あらためて大事だと思ったことがあります。

    一口にSKY WIDERといっても、座席配列には種類があるということです。

    一つは、横並びが2-4-2の機材です。
    もう一つは、3-3-3の機材です。

    夫婦二人旅の場合、狙いたいのはもちろん2-4-2の機材です。

    2-4-2であれば、窓側の2席を取ることで、夫婦二人だけで並んで座ることができます。

    エコノミークラスでは、3席並びの座席になることも多く、夫婦二人で座ると、どうしても隣に知らない人が来ることになります。

    もちろん、それが悪いわけではありません。

    ただ、長距離便でトイレに立つとき、荷物を出すとき、ちょっと体勢を変えるときなど、やはり気を遣います。

    夫婦二人だけの並びなら、その気遣いがかなり減ります。

    たかが座席、されど座席です。

    長距離フライトでは、この「気を遣わなくていい」というのが、想像以上に大きいのです。

    そこで今回、往復とも2-4-2の機材を選び、二人掛けの席を予約しました。

    予約したのは、出発の約1年前です。

    かなり早い段階から、「ここは二人掛け席を押さえておこう」と考えていたわけです。

    ところが帰りの便が機材変更に

    ところが、予約から半年ほど経った頃、JALから帰りの便について連絡がありました。

    内容は、機材変更です。

    帰りの便が、当初予定していた2-4-2の機材から、3-3-3の機材に変更になっていました。

    そして、座席も自動的に割り当て直されていました。

    確認してみると、当然ながら3人掛けの席です。

    これには少し慌てました。

    せっかく1年前から二人掛け席にこだわって予約していたのに、機材変更で普通の3人掛けになってしまったわけです。

    長距離フライトで、夫婦二人の横に知らない人が一人入るのは、やはり気を遣います。

    そこで、すぐに座席表をチェックしました。

    すると、面白いことに気づきました。

    3-3-3の機材なのですが、一番後ろの列だけは、機体が少し狭くなるため、座席配列が2-3-2になっていたのです。

    「これは取るしかない」と思い、すぐに最後方の二人掛け席を押さえました。

    結果的に、帰りの便でも夫婦二人掛けを確保することができました。

    これは、今回の旅の中でも地味に大事なファインプレーだったと思います。

    早く予約しても油断はできない

    今回の件で感じたのは、早く予約すればそれで終わり、ではないということです。

    もちろん、早めに予約したからこそ、当初は希望通りの二人掛け席を押さえることができました。

    ただ、国際線では途中で機材変更が起こることがあります。

    機材が変わると、座席配列も変わります。
    座席配列が変わると、せっかく選んだ席も崩れます。
    そして、場合によっては自動的に別の席に割り当て直されます。

    今回もまさにそれでした。

    だから、航空会社から機材変更の連絡が来たときは、すぐに座席表を確認した方がいいと思います。

    特に夫婦二人で二人掛け席にこだわる場合は、ここが大事です。

    最後方だけ2-3-2になっているような席が残っている可能性もあります。

    逆に、確認が遅れると、そういう席も埋まってしまうかもしれません。

    「JALのSKY WIDERを選んだから安心」ではなく、「SKY WIDERの座席配列まで見ておくこと」と、「機材変更後も座席表をすぐに確認すること」が大事だと感じました。

    最後方二人掛け席のメリットと注意点

    最後方の二人掛け席には、かなり大きなメリットがあります。

    まず、二人だけで完結するので気が楽です。

    隣に知らない人がいないため、トイレに行くときも、荷物を取るときも、遠慮が少なくて済みます。

    長距離便では、機内で過ごす時間がとても長いです。

    映画を観たり、食事をしたり、少し寝ようとしたり、足元の荷物を出し入れしたりする中で、隣が家族というだけでだいぶ楽です。

    ただし、最後方席にも注意点はあります。

    トイレに近い場合は人の出入りが気になることがあります。機内食が配られる順番が遅くなることもあります。

    また、最後方に近い席だと、リクライニングが少し弱いのではないかと気になる場面もありました。

    それでも、我が家としては、二人掛け席のメリットの方が大きかったです。

    長距離便で夫婦二人だけの空間を確保できるというのは、思った以上に安心感がありました。

    足元対策も意外と大事だった

    長距離フライトでは、座席そのものだけでなく、足元の工夫も大事でした。

    今回、座席下に置いたバッグを足置き代わりにして、そこに追加のクッションを組み合わせることで、足の置き場を少し楽にしました。

    エコノミークラスでは、どうしても足の置き場に困ります。

    ずっと同じ姿勢でいると、足がだるくなりますし、寝ようとしてもなかなか落ち着きません。

    少しでも足の高さを変えられるようにしておくと、かなり違います。

    ネックピローなども用意していましたが、実際にはそこまで活躍しなかった印象です。

    むしろ、我が家の場合は、足元をどうするかの方が重要でした。

    エコノミークラスで完全に快適に寝ることは難しいですが、少しでも体勢を変えられるようにしておくと、疲れ方が変わります。

    Netflixで失敗した話

    今回の機内対策として、iPadにNetflixの映画をたくさんダウンロードしていきました。

    ところが、行きのフライトでいざ見ようとしたら、Netflixが起動しませんでした。

    ダウンロードしてあればオフラインで見られると思っていたのですが、出発前にWi-Fi環境で一度きちんとログインしておく必要があったようです。

    これは完全に盲点でした。

    JALの機内Wi-Fiもありますが、動画サービスを快適に使えるようなものではありません。

    結局、行きの便ではNetflixを活用できませんでした。

    この失敗を踏まえて、帰りの便では搭乗日の朝、ホテルのWi-FiでNetflixにログインしておきました。

    そのおかげで、帰りの機内では無事にNetflixの映画を楽しむことができました。

    こういう細かい準備も、長距離フライトでは地味に効いてきます。

    「動画をダウンロードしたから大丈夫」と思わずに、出発前に一度アプリを開いて、ちゃんと再生できるか確認しておく。

    これも、今回学んだ教訓の一つです。

    長距離エコノミーは「座席選び」も旅の一部

    今回あらためて感じたのは、長距離エコノミーでは、座席選びも旅の一部だということです。

    ビジネスクラスならもちろん快適でしょう。

    しかし、夫婦二人でヨーロッパ旅行に行く場合、航空券代だけでもかなりの金額になります。毎回ビジネスクラスというわけには、なかなかいきません。

    そうなると、エコノミークラスの中で、どれだけ快適な条件を探すかが大事になります。

    SKY WIDERを選ぶ。
    2-4-2の機材を狙う。
    夫婦二人掛け席を押さえる。
    機材変更の連絡が来たら、すぐに座席表を確認する。
    最後方席も含めて、二人掛けが残っていないか探す。
    足元対策を考える。
    機内で見る映画は事前にログイン確認しておく。

    一つひとつは小さなことですが、全部合わせると、旅の疲れ方が変わってきます。

    特に今回のようなドイツ個人旅行では、到着後もすぐに街歩きや鉄道移動が始まります。

    フライトで疲れ切ってしまうと、せっかくの旅行のスタートが重くなってしまいます。

    だからこそ、航空券を取る段階から座席には少しこだわっておいてよかったと思います。

    まとめ

    今回のドイツ旅行では、フランクフルト、ヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンと鉄道で移動しました。

    現地での移動やホテル、レストランももちろん大切でしたが、その前後にある長距離フライトも、やはり旅の重要な一部でした。

    JALのSKY WIDERと夫婦二人掛け席にこだわったのは、結果的にかなり良かったと思います。

    ただし、SKY WIDERなら何でも同じというわけではありません。

    2-4-2の機材なのか、3-3-3の機材なのか。
    途中で機材変更が起きていないか。
    自分たちの座席が勝手に変更されていないか。
    最後方などに二人掛け席が残っていないか。

    こうした点は、予約後もときどき確認しておいた方が安心です。

    エコノミークラスでも、座席の選び方や事前準備で快適さは変わります。

    ヨーロッパ旅行を夫婦二人で計画するなら、観光地やホテルだけでなく、飛行機の座席にも少しこだわってみる価値はあると思います。


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  • 5-6 ミュンヘン編|ビール、レストラン、最後の街歩き


    旅の最後の都市は、ミュンヘンでした。

    フュッセンからミュンヘンへは、またドイツ鉄道で移動しました。

    この車内で、今回の旅行では3回目となる検札が来ました。

    ドイツの鉄道には、日本のような駅の改札が基本的にありません。その代わり、車内で抜き打ちのように検札が来ます。最初は少し緊張しましたが、DB Navigatorのアプリで購入したチケットを見せれば問題ありません。

    今回の旅では、最終的に計3回、車内検札がありました。

    「改札がないのに大丈夫なのか」と最初は思いましたが、こういう仕組みで成り立っているわけです。

    今回の旅行では、結局、駅の券売機で切符を買ったのは、最初のフランクフルト空港から市内へ向かうときの1回だけでした。それ以外は、ほとんどDB Navigatorのアプリで対応できました。

    旅の前半ではあれほど不安だったドイツ鉄道も、最後のミュンヘンへ向かう頃には、かなり慣れてきた気がします。

    実は一番感動した都市、ミュンヘン

    今回のドイツ旅行で、私が一番感動した都市は、実はミュンヘンだったかもしれません。

    出発前、妻は「ミュンヘンに3泊は少し長すぎるのでは」と心配していました。

    たしかに、フュッセンのような小さな町で3泊となると、少し時間を持て余したかもしれません。

    しかし、ミュンヘンはまったく違いました。

    とにかく街が大きいのです。

    ガイドブックを見ると、シュヴァービング地区、中央駅周辺、王宮周辺など、見どころのエリアはいくつもあります。きちんと回ろうと思えば、3泊でも足りないくらいかもしれません。

    ただ、私たちは欲張らず、新市庁舎やマリエン広場の周辺を中心に、ゆっくり街歩きを楽しむことにしました。

    マリエン広場から新市庁舎を見上げる眺めは、圧巻でした。

    写真やガイドブックでは何度も見ていましたが、実際に広場に立って、あの大きな建物を下から見上げると、やはり迫力が違います。

    「ミュンヘンに来た」という実感が、一番強く湧いた場所だったと思います。

    旅の終盤でもあり、少し疲れもたまっていました。ここでスーツケースを広げ、同じホテルに3泊しながら、無理をせず過ごせたのは正解でした。

    プラッツルホテルに3泊

    ミュンヘンで泊まったのは、「プラッツルホテル」です。

    このホテルは、今回の旅で泊まったホテルの中でも、かなり立地が良かったと思います。

    マリエン広場にも近く、ホフブロイハウスにも歩いて行ける距離です。観光の拠点としては、とても便利でした。

    そして、今回のホテルの中で、ここだけは部屋に冷蔵庫がありました。

    フュッセンのリュイトポルトパーク・ホテルには冷蔵庫がなかったので、これは地味にありがたかったです。旅行中は、飲み物やスーパーで買ったものを少し冷やせるだけでも、かなり助かります。

    ただし、このホテルだけ朝食を付けていませんでした。

    予約したのがかなり前だったこともあり、正直、朝食を付けていなかったことをすっかり忘れていました。

    2日目の朝、普通にホテルのレストランへ行ったところ、「朝食は付いていません」と言われてしまいました。

    ここで引き返すのも少し格好悪いので、そのまま部屋付けで朝食をいただくことにしました。

    結果、二人で約70ユーロ。

    日本円にすると、ざっくり1万3,000円くらいです。

    なかなか立派な朝食代です。

    ただ、ホテルの朝食を一度は体験できたので、「まあ、これはこれで良かったね」と妻と話しました。

    そして、結果的には朝食なしにしておいて正解でした。

    翌朝は近くのスーパーで買っておいた食材を部屋で食べましたし、最終日は朝早く空港へ向かったため、ホテルで朝食を食べる時間はありませんでした。

    最初からそれを考えて朝食なしにしていたはずなのですが、予約から時間が経ちすぎて、本人がすっかり忘れていたわけです。

    ミュンヘンは、やはりビールの街だった

    ミュンヘンで楽しみにしていたものの一つが、やはりビールです。

    今回の旅では、ローテンブルクではフランケンワインを飲みました。普段は赤ワイン派なのですが、フランケン地方ではやはり白ワインです。

    一方、ミュンヘンに入ると、気分は完全にビールになりました。

    初日の夕食は、定番中の定番「ホフブロイハウス」に行きました。

    観光客向けと言えばその通りかもしれませんが、あの大きな空間で、ビールを飲みながらドイツ料理を食べる体験は、やはり一度はしておきたいものです。

    それまで連日のようにホワイトアスパラガスを食べていたので、この日はホワイトアスパラは少し休憩しました。

    2日目は「G. Schneider & Sohn」へ行きました。

    ここではソーセージ4本とホワイトアスパラガスを注文しました。ソーセージとビール、そして白アスパラ。いかにもミュンヘンらしい夕食です。

    3日目は「Zum Dürnbräu」です。

    ここでもホワイトアスパラガスと肉料理をいただきました。結局、ドイツ滞在中はかなりの頻度でホワイトアスパラガスを食べたことになります。

    日本ではなかなかこの季節感で白アスパラを食べる機会は少ないので、今回の旅の食の思い出として、かなり印象に残りました。

    ビールがすっかり好きになった

    今回のドイツ旅行を通じて、私はビールがすっかり好きになりました。

    もちろん日本でもビールは飲みますが、ドイツで飲むビールは、やはり雰囲気込みでおいしいのです。

    特にミュンヘンでは、レストランに入って、料理を頼み、まずビールを一杯飲むという流れがとても自然でした。

    ワインの町ではワインを飲み、ビールの町ではビールを飲む。

    それだけのことなのですが、旅先でその土地らしいものを飲むと、食事全体の記憶が濃くなるような気がします。

    ローテンブルクではフランケンワイン。

    ミュンヘンではビール。

    この切り替わりも、今回の旅の楽しさの一つでした。

    ミュンヘンでは土産も買いまくった

    ミュンヘンでは、土産もかなり買いました。

    帰国後に配る土産としては、Ritter Sportのチョコレートをたくさん買いました。ドイツ土産として分かりやすく、値段も手頃で、配りやすいのが良いところです。

    それ以外にも、化粧品関係のものや、ゾーリンゲンの爪切りなど、気がつくといろいろ買っていました。

    ゾーリンゲンと聞くと、やはり刃物のイメージがあります。爪切りまで買うあたり、かなりドイツ土産らしい気がします。

    さらに、自分用には空港でフランケンワインも買いました。

    ローテンブルクで飲んだフランケンワインが印象に残っていたので、帰国後にもう一度飲みたくなったのです。

    結局、このワインは帰国後すぐに飲んでしまいました。

    旅先で飲んだお酒を日本に持ち帰って、家でもう一度飲む。

    これもまた、旅の余韻としてはかなり良いものです。

    最後の朝も、DBアプリで空港へ

    最終日の朝は、ミュンヘン空港へ向かいました。

    朝早くホテルを出る必要があったため、ホテルで朝食は取らず、空港で食べることにしました。

    空港までの鉄道の切符も、DB Navigatorのアプリで購入しました。

    振り返ると、今回の旅行で券売機を使ったのは、最初のフランクフルト空港の1回だけでした。

    あのときは、赤い券売機で迷い、結局駅員さんに聞くことになりましたが、その後はDB Navigatorを使うことで、かなりスムーズに移動できました。

    最初は不安だったドイツ鉄道も、最後にはアプリで切符を買い、空港まで移動できるようになっていました。

    これは、今回の旅行で少し成長した部分かもしれません。

    Netflixは、帰りの便では事前に起動

    もう一つ、帰国前に忘れずにやったことがあります。

    Netflixです。

    行きのフライトでは、iPadに映画をたくさんダウンロードしていたにもかかわらず、機内でNetflixを起動できませんでした。

    どうやら、搭乗前にWi-Fi環境のある場所で一度アプリを起動し、ログイン状態を確認しておく必要があったようです。

    この失敗を踏まえて、帰りの便では、ホテルで事前にNetflixを一度起動しておきました。

    これで帰りの機内では、無事にNetflixの映画を楽しむことができました。

    小さなことですが、長距離フライトではかなり大事です。

    ドイツは教会や寺院の見学料がほとんど無料だった

    今回のドイツ旅行で少し意外だったのは、教会や寺院などの見学料がほとんど無料だったことです。

    ヨーロッパ旅行では、教会や大聖堂に入るたびに拝観料がかかるイメージがありました。

    しかし、今回のドイツ旅行では、教会や寺院に入るだけなら無料のところが多く、気軽に見学できました。

    もちろん寄付箱はありますし、塔に登る場合などは別料金のこともあります。

    それでも、今回の旅で明確に見学料を払った記憶があるのは、ミュンヘンのレジデンツくらいでした。

    美しい教会をふらっと見学できるのは、街歩きの楽しさにもつながっていたと思います。

    最後の街歩き

    ミュンヘンでは、結果的に大きな観光地を次々に回るというより、街の中心部を何度も歩くような過ごし方になりました。

    新市庁舎の周辺、マリエン広場、ホフブロイハウスの近く、ホテルの周辺。

    同じ場所を何度も歩いているうちに、だんだん街に慣れてくる感覚がありました。

    これは、1泊だけの滞在ではなかなか味わえないことだと思います。

    旅の最後にミュンヘンを3泊にしたことで、少し落ち着いてドイツの大都市を楽しむことができました。

    4日目は朝から空港へ向かったため、ミュンヘンで過ごせる時間は実質3日間でした。

    それでも、無理に遠くまで行かず、ホテル周辺を中心に街歩きと食事と買い物を楽しむだけで、十分満足できました。

    むしろ、旅の最後にちょうど良い過ごし方だったと思います。

    今回のドイツ旅行は、フランクフルトから始まり、ヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセンを経て、最後にミュンヘンへたどり着きました。

    小さな町の美しさもあり、大きな都市の楽しさもありました。

    その中でミュンヘンは、旅の締めくくりとして、とても良い都市でした。

    3泊は長すぎるどころか、ちょうど良かったと思います。

    そして最後に残った感想は、かなり単純です。

    ドイツのビールは、やはりおいしい。

    今回の旅で、すっかりそう思うようになりました。


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  • 5-5 フュッセン・ノイシュバンシュタイン城編|バスと徒歩で城へ向かう


    ローテンブルクを出発し、次に向かったのはフュッセンです。

    今回のドイツ旅行では、フランクフルト、ヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンと移動してきました。
    その中でフュッセンは、ノイシュバンシュタイン城へ行くための拠点となる街です。

    当初は、ローテンブルクからフュッセンへ行くには、

    ローテンブルク
    → ヴュルツブルク
    → ミュンヘン
    → フュッセン

    というルートが安全だと考えていました。

    ところが、実際にDBアプリで検索してみると、別のルートが出てきました。

    ローテンブルク・オプ・デア・タウバー中央駅からSteinachへ。
    そこからTreuchtlingenへ。
    さらにAugsburgを経由して、フュッセンへ向かうルートです。

    具体的には、次のような乗り継ぎでした。

    RB82
    ローテンブルク・オプ・デア・タウバー中央駅
    10:05発
    Steinach (b Rothenburg o.d. Tauber)
    10:20着

    RE80
    Steinach
    10:24発
    Treuchtlingen
    11:28着

    RE16
    Treuchtlingen
    11:34発
    Augsburg Hbf
    12:28着

    BRB RB77
    Augsburg Hbf
    12:46発
    Füssen
    14:42着

    乗り換えは多いですが、DBアプリで確認しながら進めば、特に迷うことはありませんでした。
    むしろ、当初想定していたミュンヘン経由よりも時間を短縮できました。

    しかも、このルートはすべてBayern Ticketで行けました。

    これは大きかったです。

    Bayern Ticketは、バイエルン州内の地域列車などに乗れる一日券です。
    今回の旅行では、このBayern Ticketをかなり活用しました。

    私たちは、移動日の前日にDBアプリでBayern Ticketを購入していました。

    今回、ドイツ国内で鉄道に乗るたびに、その都度切符を買ったわけではありません。

    フランクフルトからヴュルツブルクまでは、Bayern Ticketが使えないうえ、指定席を取っていたので、半年ほど前にDBアプリで事前購入していました。

    一方、それ以外の主な移動は、前日にDBアプリでBayern Ticketを購入して対応しました。

    ローテンブルクからフュッセンもBayern Ticket。
    フュッセンからミュンヘンもBayern Ticket。
    しかも、ミュンヘン市内の移動にも使えました。

    結局、現地で券売機を使って切符を買ったのは、フランクフルト空港から市内へ向かうときと、ミュンヘン市内からミュンヘン空港へ向かうときくらいでした。

    ドイツ個人旅行では、DBアプリは本当に必須だと思います。
    最初は少しわかりにくいですが、慣れてくると、ルート検索、乗り換え、ホーム確認、チケット購入まで、かなり頼りになります。

    この日の移動も、DBアプリがなければ、かなり不安だったと思います。


    フュッセンで泊まったのは、リュイトポルトパーク・ホテルです。

    高級ホテルという位置づけだったようですが、正直に言うと、部屋の印象は少し微妙でした。

    部屋はかなり広かったです。
    ただ、その広い部屋に、なぜかベッドが3台入っていました。

    これが、1台はちゃんとしたソファーだったら、ずいぶん印象が違ったと思います。
    広さはあるのに、どこか殺風景な感じがしました。

    窓からは、雪をかぶった山々が見えました。
    これはとてもきれいでした。

    ただ、窓が少し小さく、せっかくの山の景色を楽しむには、少しもったいない気もしました。

    一方で、立地はとても良かったです。

    フュッセン駅のすぐそばで、にぎやかな街の中心部からも遠くありません。
    ノイシュバンシュタイン城へ行く拠点としては、かなり便利なホテルでした。

    今回の旅行では、ホテルの立地がかなり大事だと感じました。

    フランクフルトのホテルは、繁華街から数分離れていて、街歩きして戻るには少し不便でした。
    ローテンブルクのホテルは、街のど真ん中で最高でした。
    ミュンヘンのホテルも中心街のすぐそばで、しかも本当に高級感がありました。

    そう考えると、今回のホテルで特に良かったのは、ローテンブルクとミュンヘンだったと思います。

    フュッセンのリュイトポルトパーク・ホテルは、部屋の雰囲気という点では少し惜しかったです。
    ただ、駅近で、街歩きにもノイシュバンシュタイン城観光にも便利という意味では、実用面では十分良かったと思います。


    フュッセンで忘れてはいけないのが、宿泊者向けの観光カードです。

    ホテルにチェックインするときに、観光クーポンのようなカードが必要かどうか聞かれました。
    これをもらっておくと、フュッセン周辺のバスが無料になります。

    ノイシュバンシュタイン城へ向かうときも、まずホテルからバスでふもとの街まで行くことになります。
    そのため、このカードはかなり重要でした。

    フュッセンに泊まるなら、チェックイン時にこのカードを必ずもらっておいた方がいいと思います。

    こういう細かいところが、個人旅行では意外と効いてきます。
    バスに乗るたびに切符を買う必要がないだけで、気持ちがずいぶん楽になります。


    ノイシュバンシュタイン城の予約は、フュッセン滞在2日目の13時30分にしていました。

    朝は早めにホテルを出発しました。
    ホテルからバスに乗り、まずは城のふもとの街へ向かいます。

    そこからノイシュバンシュタイン城へ行く方法は、いくつかあります。

    バスで上まで行く。
    馬車で行く。
    歩いて行く。

    私たちは、まず徒歩でマリエン橋を目指すことにしました。

    歩くといっても、普通の舗装された道をそのまま上がっていくだけではなく、山道を通る近道ルートがありました。
    そこを進むと、意外なほど早くマリエン橋に到着しました。

    ふもとから30分もかからなかったと思います。

    もちろん坂道ではあります。
    ただ、普段から歩くのがそれほど嫌でなければ、徒歩はかなりおすすめです。

    バスを待つ時間もありません。
    馬車に乗る手間もありません。
    自分のペースで進めます。

    結果的に、私たちは行きも帰りも徒歩でした。

    ノイシュバンシュタイン城へ行くというと、ついバスや馬車を考えたくなりますが、歩けるなら徒歩で十分だと思います。


    まず向かったのは、マリエン橋です。

    ノイシュバンシュタイン城の写真でよく見る、あの景色が見られる場所です。

    橋から見るノイシュバンシュタイン城は、やはりきれいでした。

    山の中に白い城が立っています。
    まさに、絵葉書のような景色です。

    ノイシュバンシュタイン城は、外から見るだけでも十分に美しいです。
    ただ、実際に行ってみると、外観だけで終わらせるのは少しもったいないと思いました。

    やはり、内部ツアーは必見です。

    城の中に入ると、外から見ているだけとは印象が違います。
    「ノイシュバンシュタイン城に来た」という実感が強くなります。

    外観だけ見て帰ることもできますが、それだと少し観光地をなぞっただけのような感じになってしまうかもしれません。
    中のツアーまで参加すると、やはり行った感があります。

    これは、今回行ってみて強く感じました。


    ただし、予約時間については少し反省があります。

    私たちは13時30分のツアーを予約していました。
    しかし、朝早くホテルを出て、徒歩でマリエン橋まで行ったところ、思ったより早く着いてしまいました。

    結果として、かなり時間が余りました。

    もちろん、周辺を散策したり、城の近くで軽く食べたりして時間をつぶすことはできます。
    ただ、午前中から動くなら、13時30分では少し遅かったかもしれません。

    12時30分くらいの予約で十分だったと思います。

    これからノイシュバンシュタイン城へ行く人は、出発時間と移動手段を考えたうえで、予約時間を決めた方がいいと思います。

    朝早くフュッセンを出て、徒歩でマリエン橋まで行くなら、意外と早く城周辺に着いてしまいます。
    午後遅めの予約にすると、城の前で少し時間を持て余すかもしれません。


    フュッセンの街自体も、きれいな街でした。

    ただ、正直に言うと、街そのものの印象は、ローテンブルクほど強くはありませんでした。
    その後に行ったミュンヘンと比べても、観光地としての厚みは少し控えめだったと思います。

    ローテンブルクは、街全体が中世のテーマパークのような迫力がありました。
    ミュンヘンは、大都市としての見どころや食事の選択肢が多い街でした。

    それに比べると、フュッセンは、ノイシュバンシュタイン城へ行くための拠点という印象が強かったです。

    もちろん、街は美しいです。
    川の色もきれいですし、山も見えます。
    散歩するには気持ちの良い街でした。

    ただ、街歩きそのものを目的にするというより、ノイシュバンシュタイン城とセットで楽しむ場所という感じでした。


    食事では、ここでもホワイトアスパラを食べました。

    今回のドイツ旅行では、季節柄、ホワイトアスパラを何度も食べることになりました。
    フュッセンでも連日のように食べていました。

    2日目は、「ツム・シュヴァネン」というレストランで、シュヴァイネハクセを食べました。

    ドイツ料理らしい、しっかりした肉料理です。
    旅の後半になると、だんだん注文にも慣れてきます。

    最初の頃は、メニューを見ても何が出てくるのかよくわからず、Google翻訳などに頼りながら選んでいました。
    しかし、この頃になると、ビール、ソーセージ、ホワイトアスパラ、シュニッツェル、シュヴァイネハクセといった定番料理には、だいぶ馴染みが出てきました。

    ホテルの朝食には、白ソーセージもありました。

    ドイツらしい朝食という感じで、これも旅の記憶として残っています。


    フュッセンは、今回の旅の中では少し不思議な位置づけの街でした。

    ホテルは便利ですが、部屋の印象は少し惜しい。
    街はきれいですが、ローテンブルクやミュンヘンほどの強烈な印象はありません。
    ただ、ノイシュバンシュタイン城へ行く拠点としては、とても便利でした。

    そして、ノイシュバンシュタイン城そのものは、やはり行ってよかったです。

    外から見る城は美しいです。
    マリエン橋からの眺めも素晴らしいです。
    でも、それだけではなく、内部ツアーまで参加してこそ、ちゃんと「行った」という感じになります。

    バスや馬車ではなく、徒歩でマリエン橋まで向かったのも良かったです。
    山道の近道を歩いて、自分の足で城へ近づいていく感じがありました。

    歩くのが苦でなければ、ノイシュバンシュタイン城は徒歩で向かうのもおすすめです。

    フュッセンに泊まるなら、宿泊者カードをもらうこと。
    ノイシュバンシュタイン城の予約時間は、少し早めでもよいこと。
    そして、外観だけでなく、内部ツアーまで行くこと。

    この3つは、実際に行ってみて感じた大事なポイントです。


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  • 5-4 ローテンブルク編|中世の街並みとホテル・アイゼンフット


    ドイツ個人旅行11日間の4回目は、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーです。

    今回の旅で、妻が特に楽しみにしていた場所のひとつが、このローテンブルクでした。

    日本でも「ロマンチック街道」といえば、必ず名前が出てくる街です。
    中世の街並みがそのまま残っているような場所で、ガイドブックや旅行番組でもよく紹介されています。

    実際に行ってみると、やはり期待を裏切らない街でした。

    ただ、写真で見るのと、実際に石畳の道を歩き、古い建物に囲まれた中で泊まり、食事をするのとでは、感じ方がかなり違います。

    ローテンブルクは、単に「中世の街並みを見に行く場所」というより、
    中世の街並みの中に入り込んで過ごす街
    という印象でした。


    ローテンブルク駅からホテルまではタクシーで

    ローテンブルクへは、ヴュルツブルク方面から鉄道で入りました。

    ローテンブルクの駅から旧市街までは、歩けない距離ではありません。
    ただし、今回泊まったホテル・アイゼンフットは旧市街の中心部にあります。

    つまり、駅からホテルまでは、スーツケースを引いて石畳の道を進むことになります。

    これが、なかなか問題です。

    私は多少なら歩いてもいいと思っていましたが、妻は
    「石畳の中をスーツケースでゴロゴロ行くのは嫌だ」
    という反応でした。

    たしかに、これは正しい判断だったと思います。

    駅に着くと、ちょうどタクシーが1台停まっていました。
    他の乗客はほとんど歩いて旧市街へ向かうようでしたが、私たちは迷わずタクシーに乗りました。

    結果として、ホテルの前まできちんと行くことができました。

    ローテンブルクは旧市街の中に入ると雰囲気は最高ですが、石畳の道をスーツケースで移動するのは少し大変です。
    荷物がある場合は、無理せずタクシーを使うのも十分ありだと思います。

    帰りも、ホテルで事前にタクシーを予約してもらっていたので、問題なく駅まで行くことができました。

    このあたりは、個人旅行では地味ですが、かなり大事なポイントです。


    ホテル・アイゼンフットに2泊

    ローテンブルクでは、ホテル・アイゼンフットに2泊しました。

    ここは、旧市街の中心部にあるクラシックなホテルです。

    立地は非常に良く、街歩きにはとても便利でした。
    ホテルから外に出れば、すぐにローテンブルクらしい街並みが広がります。

    ホテル自体も、近代的で機能重視のホテルというより、古い建物の雰囲気を残したヨーロッパらしいホテルです。

    ロビー、階段、廊下、部屋の雰囲気。
    どこか歴史を感じさせる造りで、街の雰囲気とよく合っていました。

    ローテンブルクのような街では、ホテルも旅の一部になります。

    便利なホテルに泊まったというより、
    ローテンブルクの街の中に泊まった
    という感覚に近かったです。


    ローテンブルクは、やはり歩いて楽しい街

    ローテンブルクは、それほど大きな街ではありません。

    ただ、歩いていて飽きません。

    有名なプレーンラインのあたりは、やはり絵葉書のような景色です。
    ガイドブックやネットで何度も見た構図ですが、実際にその場所に立つと、やはり写真を撮りたくなります。

    ただ、個人的には、有名スポットだけでなく、何気ない路地や建物も印象に残りました。

    少し横道に入ると、人通りが減ります。
    石畳の道、木組みの家、古い看板、花が飾られた窓。

    観光地として整っている一方で、どこか生活感も残っている。
    そのバランスが、ローテンブルクの魅力だと思います。


    1泊ではなく、2泊してよかった

    ローテンブルクは、日帰りでも観光できる街だと思います。
    1泊でも、主要な見どころは十分に回れるかもしれません。

    ただ、実際に行ってみると、ここは2泊してよかったと感じました。

    昼間のローテンブルクは、観光客でにぎわっています。
    それはそれで楽しいのですが、夕方から夜、そして朝になると、街の表情が変わります。

    店が閉まり、人通りが減り、石畳の道に灯りがともる。
    朝はまだ観光客が少なく、静かな街をゆっくり歩くことができます。

    この時間帯を味わえるのは、泊まった人の特権です。

    さらに、2泊すると、街歩きにも余裕が出ます。
    急いで写真を撮って、次の街へ移動するのではなく、同じ街を何度も歩ける。

    ローテンブルクは、そういう過ごし方が似合う街でした。


    2泊目はZur Höllへ

    ローテンブルク2泊目の夕食は、Zur Höllに行きました。

    ここは、事前に調べて気になっていた店ですが、予約サイトには登録がありませんでした。
    そこで、店に直接メールをして予約しました。

    海外個人旅行では、こういう場面が時々あります。

    予約サイトで簡単に取れる店もありますが、そうでない店もあります。
    その場合は、店の公式サイトやメールアドレスを探して、直接連絡する必要があります。

    少し面倒ではありますが、今回のZur Höllは、直接予約して本当に正解でした。

    当日、店はものすごく混んでいました。

    入口付近もかなりにぎわっていて、予約なしで入るのは難しそうな雰囲気でした。
    その中をかき分けて、

    “I have a reservation.”

    と言うと、名前も聞かれず、すぐに席へ案内されました。

    案内されたのは、地下と1階の間にある踊り場のような場所でした。
    そこに1組だけのテーブルがあり、まるで特別席のような空間でした。

    これはかなり良かったです。


    Zur Höllは予約必須だった

    Zur Höllでは、またホワイトアスパラガスを食べ、フランケンワインを飲みました。

    雰囲気も良く、料理もおいしく、価格も比較的良心的でした。
    今回の旅の中でも、かなり印象に残る夕食になりました。

    ここは、行くなら予約しておいた方がいいと思います。

    少なくとも、私たちが行った日はかなり混んでいました。
    予約なしで行っていたら、入れなかったか、かなり待つことになったかもしれません。

    しかも、予約していたおかげで、あの特別感のある席に案内されたのだと思います。

    ローテンブルクで夕食をしっかり楽しみたいなら、Zur Höllは候補に入れてよい店だと思います。
    ただし、予約はした方が安心です。


    ドイツ料理はシェアで十分かもしれない

    今回のドイツ旅行で感じたことのひとつが、料理の量です。

    どの店でも、基本的に一皿の量が多いです。

    日本の感覚で、前菜を一人一皿、メインを一人一皿、さらに何か追加、という注文をすると、かなり多くなる可能性があります。

    特に夫婦二人で行く場合は、料理をシェアする前提で考えた方が良いと思いました。

    Zur Höllでも、2品くらいをシェアするだけで十分満足できました。
    そこにワインやビールを合わせれば、かなり充実した食事になります。

    海外旅行では、ついせっかくだからと注文しすぎてしまいますが、ドイツでは少なめに頼んで、足りなければ追加するくらいがちょうど良いかもしれません。


    今回の旅程はかなり完成度が高かった

    今回のドイツ旅行は、
    フランクフルト2泊、ローテンブルク2泊、フュッセン2泊、ミュンヘン3泊
    という流れでした。

    振り返ってみると、この日程はかなり良かったと思います。

    ヨーロッパ個人旅行では、1泊ずつ移動を続けると、どうしても疲れます。
    荷造り、チェックアウト、駅まで移動、列車移動、チェックイン。
    これを毎日繰り返すと、観光より移動の印象が強くなってしまいます。

    その点、今回は基本的に2泊ずつなので、街を落ち着いて見ることができました。

    ローテンブルクも、もし1泊だけだったら、到着して街を少し歩き、夕食を食べ、翌朝には出発という感じになっていたと思います。

    2泊したことで、昼、夜、朝の街を楽しめました。
    さらに、ホテル・アイゼンフットとZur Höllの両方を体験できたのも良かったです。

    ロマンチック街道を個人旅行で回るなら、この「2泊ずつ進む」スタイルはかなりおすすめです。


    まとめ

    ローテンブルクは、今回のドイツ旅行の中でも、特に「ドイツらしい街並み」を感じられた場所でした。

    石畳の道、木組みの家、城壁に囲まれた旧市街。
    そして、その中心部にあるホテル・アイゼンフット。

    ここに2泊したことで、ローテンブルクの昼、夜、朝をゆっくり楽しむことができました。

    駅からホテルまでは、スーツケースがあるならタクシー利用もおすすめです。
    石畳の道を荷物を引いて歩くのは、思った以上に大変です。

    また、Zur Höllのような人気店は、事前予約しておくと安心です。
    直接メールで予約するのは少し手間ですが、その価値は十分にありました。

    ローテンブルクは日帰りでも見られる街ですが、個人的には2泊して正解でした。

    中世の街並みをただ見学するのではなく、その中で泊まり、歩き、食事をする。
    それがローテンブルクの一番の楽しみ方だったと思います。


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  • 5-3 フランクフルト到着編|長時間フライト後、初日は無理せずホテル飯


    出発前からこだわっていたのが、JALのSKY WIDERと二人掛けの座席でした。

    実際の機内写真だと分かりにくいのですが、JALのSKY WIDERは、通常のエコノミーよりも座席まわりに余裕を持たせた仕様です。詳しい座席仕様はJAL公式サイトでも紹介されています。

    今回のドイツ旅行は、成田からフランクフルトへの直行便で始まりました。
    成田を10時35分に出発し、フランクフルト到着は現地時間の17時45分です。

    直行便とはいえ、ヨーロッパまでのフライトは長時間になります。
    しかも、到着してからは誰かに案内されるツアーではなく、自分たちで空港からホテルまで移動しなければなりません。
    そう考えると、機内でどれだけ楽に過ごせるかは、初日の体力にかなり影響します。

    今回、意外に役に立ったのが、座席下用に買った小さめのバッグでした。

    JALのSKY WIDERは、座席下に比較的ゆとりがあります。
    そこで、そのバッグを前の座席下に入れ、そこに足を乗せる作戦を取りました。

    さらに、自分のリュックもかなり大きめだったので、その上にも足を置くことができました。
    その間に今回買ったクッションを、少しだぶだぶの状態で挟むと、これが思った以上に良かったです。

    もちろん、エコノミークラスなので、完全に楽な姿勢になるわけではありません。
    それでも、足の置き場があるだけで、長時間のフライトはかなり違います。

    逆にいうと、今回いろいろ買ったネックレストなどの便利グッズは、結果的にはほとんど不要でした。
    自分には、足元のバッグとリュック、そしてクッションをうまく使う方法で十分でした。

    次回同じような長距離便に乗るなら、リュックの中身をもう少し詰めて、高さを調整するとさらに良かったかもしれません。
    このあたりは、今回の小さな発見でした。

    一方で、完全に失敗した準備もありました。

    実は今回、Netflixで映画をたくさんiPadにダウンロードして持っていきました。
    長時間フライト対策としては、我ながらかなり準備万端のつもりでした。

    ところが、機内でNetflixを立ち上げようとしたところ、これが起動しませんでした。

    ダウンロード済みだから大丈夫だと思っていましたが、どうやら搭乗前にWi-Fi環境の良い場所で、一度アプリを起動し、ログインしておく必要があったようです。
    ダウンロードしただけでは万全ではありませんでした。

    結局、行きの便ではNetflix作戦は失敗しました。
    その代わり、機内エンタメの映画を観まくることになりました。

    『One Battle After Another』は、正直あまり乗れませんでした。
    『平場の月』は、それなりに泣けました。
    『American Fiction』は、感動するタイプではありませんでしたが、ストーリーがよくできていました。
    一番よかったのは『恋するプリテンダー』でした。シェークスピアを題材にした、おしゃれで軽やかなテイストが自分には合っていて、今回の機内映画ではこれが一番面白かったです。
    『All You Need Is Kill』は、本来なら大画面で観るべき作品だったのかもしれません。機内の画面では、あまり没入できませんでした。

    そんなわけで、座席まわりは快適だったのに、機内ではほぼ一睡もしませんでした。

    フランクフルトに到着したのは17時45分です。
    時刻だけ見れば、まだ少し動けそうにも思えます。

    しかし実際には、到着してから荷物を受け取り、空港からホテルへ移動するだけで、それなりに時間がかかります。
    さらに、機内でほとんど寝ていないので、体力もあまり残っていません。

    ホテルに着いた頃には、すでに「今日はもう無理をしなくていいな」という気分になっていました。

    (フランクフルトのホテル:numa frankfurt bloc


    そこで初日は、街歩きには出ませんでした。
    チェックイン後、すぐ近くのスーパー「Tegut」に行き、ビールとサンドイッチなどの食料を買い込みました。

    ドイツ初日の夕食は、レストランではなく部屋食でした。
    スーパーで買ったビールと簡単な食事を部屋で食べ、そのまま早めに寝ることにしました。

    せっかくドイツまで来たのだから、初日からレストランに行ったり、街を歩いたりしたくなる気持ちもあります。
    しかし、長時間フライトの到着日に無理をしないというのは、個人旅行ではかなり大事だと思います。

    翌日は終日フランクフルトを満喫です。

    (レーマー広場)

    (レーマー広場で夕食)

    翌日からは、フランクフルトを出てヴュルツブルクへ向かいます。
    その先には、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンと、ロマンチック街道をたどる旅が続いていきます。

    そのことを考えると、初日はスーパーで買った食事を部屋で食べて、早めに寝る。
    これは地味ではありますが、結果的にはかなり正解でした。

    なお、Netflixの失敗は帰りの便でしっかり活かしました。
    帰国日の朝、ミュンヘンのホテルでNetflixにログインしておいたところ、帰りの便では問題なく映画を楽しむことができました。

    海外旅行の長時間フライトでは、映画をダウンロードするだけでなく、搭乗前に一度アプリを起動してログインしておく。
    地味ですが、これは今回の大きな教訓でした。

    そして、もうひとつの教訓は、到着初日に予定を詰めすぎないことでした。

    フランクフルト到着日は、観光らしい観光はしていません。
    それでも、自分たちで空港からホテルへ移動し、スーパーで買い物をし、部屋でビールを飲む。
    それだけでも、「いよいよドイツに来た」という実感は十分にありました。

    旅の初日は、華やかでなくてもいい。
    無理せず体を休めることも、個人旅行では立派な作戦です。


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  • 5-2 ドイツ鉄道DBで移動してみた|切符購入と乗り換えで苦労したこと



    ドイツ個人旅行で、私が一番心配していたことのひとつが鉄道移動でした。

    今回の旅では、フランクフルト、ヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンと、いわゆる「ロマンチック街道」周辺を移動しました。

    日本のツアー旅行なら、バスに乗っていれば目的地まで連れて行ってくれます。
    でも、個人旅行ではそうはいきません。

    自分で駅に行き、自分で列車を探し、自分で切符を買い、自分で乗り換える必要があります。

    しかも相手はドイツ鉄道、DBです。

    事前に調べていたとはいえ、実際に現地で使ってみると、
    「これは日本の鉄道とはだいぶ違うな」

    と感じる場面が何度もありました。

    ただ、今回の旅で分かったこともあります。

    最初は怖かったDBの移動も、DB Navigatorというアプリを使い込むうちに、だんだん様子が分かってきました。
    旅の中盤、ローテンブルクからフュッセンへ向かう頃には、鉄道移動への不安はかなり減っていました。

    今回は、ドイツ旅行で実際にDBを使って移動したときに苦労したこと、そして途中から少しずつ慣れていったことについて書いてみます。


    前年の中欧旅行では、鉄道移動でかなり苦労した

    実は、前年にもヨーロッパで鉄道移動を経験していました。

    娘夫婦と一緒に、プラハ、ウィーン、ブダペストを10日間で旅行したときです。

    このときも鉄道で都市間を移動しましたが、正直なところ、かなり苦労しました。

    駅でどのホームに行けばよいのか。
    切符はこれで合っているのか。
    列車は本当にこの列車でよいのか。
    乗り換えは間に合うのか。

    日本の鉄道に慣れていると、海外の駅や列車の表示はなかなか分かりにくいものです。
    駅名も聞き慣れませんし、アナウンスもすべて理解できるわけではありません。

    その経験があったので、今回のドイツ旅行でも、鉄道移動にはかなり身構えていました。

    「ドイツは鉄道の国」というイメージはありました。
    でも、実際に自分で切符を買い、乗り換えながら移動するとなると、やはり不安はあります。


    DB Navigatorは必須。でも最初は分かりにくい

    ドイツ鉄道で移動するなら、DB Navigatorというアプリはほぼ必須だと思います。

    列車の検索、乗り換え案内、チケット購入、遅延情報、ホーム番号の確認まで、かなり多くのことがこのアプリでできます。

    ただし、最初から直感的に使えるかというと、私には少し難しかったです。

    検索結果には、列車番号、発車時刻、到着時刻、乗り換え駅、ホーム番号、遅延情報など、たくさんの情報が出てきます。

    情報量が多いのはありがたいのですが、最初はどこを見ればよいのか分かりません。

    日本の乗換案内アプリに慣れていると、
    「何時何分に、どのホームから、どの列車に乗る」
    という情報が、かなり整理されて表示される感覚があります。

    しかし、DB Navigatorは便利な一方で、最初は少し慣れが必要でした。

    特に不安だったのは、ホーム番号です。

    日本では、同じ路線ならだいたい同じホームから出ることが多いと思います。
    もちろん例外はありますが、ある程度の安心感があります。

    ところがドイツでは、ホームが固定されているわけではありません。
    前日に調べたホームと、当日のホームが違うこともあります。
    また、直前にホームが変更されることもあります。

    この点は、日本の鉄道との大きな違いでした。


    最初の洗礼は、フランクフルト空港の券売機だった

    今回の旅行では、鉄道を何度も使いましたが、実際に駅の券売機で切符を買ったのは、フランクフルト空港からホテル最寄り駅まで移動した最初の一回だけでした。

    フランクフルトからヴュルツブルクまでのICEは、日本で事前にチケットを購入していました。
    指定席も取っていたので、この移動については比較的安心感がありました。

    また、それ以外のバイエルン州内の移動では、Bayern Ticketを使いました。
    こちらは移動の前日に、DB Navigatorのアプリで購入しました。

    つまり、今回の旅行では、現地の駅で毎回切符を買っていたわけではありません。

    それでも、最初のフランクフルト空港駅での切符購入では、しっかり戸惑いました。

    空港からホテル最寄り駅へ向かうため、券売機で切符を買おうとしたのですが、最初に使おうとした券売機では、目的地の駅名が出てきません。

    駅名の入力が違うのか。
    買おうとしている切符の種類が違うのか。
    そもそも、この券売機では買えないのか。

    いろいろ試しましたが、うまくいきませんでした。

    結局、駅員さんに聞くことになりました。
    そこで分かったのは、使う券売機が違っていたということです。

    私が最初に触っていた赤い券売機ではなく、少なくともこのとき買おうとしていた空港から市内方面への切符は、緑の券売機で買う必要がありました。

    券売機の色が違うだけで、買える切符が違う。
    日本なら何となく分かりそうなことでも、海外の駅では初見だとなかなか分かりません。

    この最初の切符購入で、いきなり時間を使いました。

    今思えば、ここが今回のドイツ鉄道移動の最初の洗礼だったと思います。


    フランクフルト中央駅では、電光掲示板とのにらめっこ

    最初の大きな鉄道移動は、フランクフルトからヴュルツブルクへの移動でした。

    フランクフルト中央駅は大きな駅です。

    駅に入ると、まず電光掲示板を確認します。
    列車番号、行き先、発車時刻、ホーム番号。

    DB Navigatorでも確認しますが、やはり駅の表示も見ます。

    このときに少し緊張するのが、
    「自分が乗る列車で本当に合っているのか」
    という確認です。

    日本なら、路線名や行き先にかなりなじみがあります。
    でもドイツでは、駅名も地名も見慣れないものばかりです。

    しかも、ドイツ語の表示です。

    もちろん、DB Navigatorを見れば分かるのですが、慣れないうちは、画面と電光掲示板を何度も見比べることになります。

    この列車番号で合っているのか。
    発車時刻は同じか。
    ホーム番号は変わっていないか。
    行き先は間違っていないか。

    そんな確認をしながら、ようやくホームへ向かいました。

    フランクフルトからヴュルツブルクまではICEを利用しました。
    この区間は比較的分かりやすく、列車自体も快適でした。

    ただ、本当に神経を使ったのは、その後のローカル線の乗り換えでした。


    本当に難しかったのは、ローカル線の乗り換え

    今回の旅では、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーやフュッセンへ行きました。

    どちらも観光地としては有名です。
    しかし、大都市から一本で簡単に行けるわけではありません。

    途中で乗り換えが必要になります。

    たとえば、ローテンブルクへ行く場合、
    「ローテンブルク」という有名観光地だから、きっと簡単に行けるだろう
    と思ってしまいがちです。

    でも実際には、途中でローカル線に乗り換えます。

    乗り換え駅の名前も、列車番号も、最初はなかなか頭に入りません。
    DB Navigatorを見ながら、何度も確認しました。

    「この列車でいいのか」
    「次はどこで降りるのか」
    「乗り換え時間は足りるのか」
    「ホームは何番なのか」

    海外での乗り換えは、単に時間の問題だけではありません。

    駅の構造が分からない。
    ホームの場所が分からない。
    列車の表示がよく分からない。
    列車が遅れるかもしれない。
    ホームが変わるかもしれない。

    こういう不安が重なるので、乗り換え時間がそれなりにあっても、なかなか落ち着きません。


    Bayern Ticketは便利。でも買うまでは不安だった

    バイエルン州内の移動では、Bayern Ticketを使いました。

    これは、バイエルン州内の地域列車などで使える一日券です。
    うまく使えばかなりお得です。

    今回のように夫婦二人で移動する旅では、とてもありがたい切符でした。

    ただし、購入するまでが少し分かりにくい。

    DB Navigatorの中で、普通の列車検索からそのまま買えばよいのか。
    それとも、Regional Offersから選ぶのか。
    Transport association ticketsなのか。
    どこからBayern Ticketを選べばよいのか。

    最初はかなり迷いました。

    また、購入画面でも確認することがあります。

    2nd classでよいのか。
    人数は2人になっているのか。
    日付は合っているのか。
    Deutschland Ticketのチェックは外すのか。

    一つひとつ確認しながら進めました。

    海外で切符を買うときに怖いのは、金額そのものよりも、
    「間違った切符を買ってしまうこと」
    です。

    乗ってから検札が来て、
    「この切符ではダメです」
    と言われたらどうしよう。

    そんな不安がずっとありました。

    結果的には無事に使えましたが、購入するまではなかなか緊張しました。


    Bayern Ticketは平日9時前に注意

    Bayern Ticketで特に注意が必要なのは、平日は原則として朝9時以降に有効になることです。

    これは事前に知っていたので、かなり気にしていました。

    旅行中、朝早い列車に乗る場面では、
    「この列車はBayern Ticketで乗ってよいのか」
    という確認が必要になります。

    日本の一日乗車券の感覚だと、朝から普通に使えそうに思ってしまいます。
    でも、ドイツではそうはいきません。

    朝の通勤時間帯を避けるためなのだと思いますが、旅行者にとってはなかなかの落とし穴です。

    DB Navigatorの候補に出てきた列車を見ながら、
    「これは9時前の区間が入っていないか」
    「この列車に乗ってよいのか」
    と確認しました。

    このあたりも、ツアー旅行ではまず味わわない緊張感でした。


    乗り換え時間19分でも、実際にはけっこうドキドキする

    ドイツ鉄道の乗り換えで印象に残っているのが、アウグスブルクでの乗り換えです。

    乗り換え時間は19分ほどありました。

    日本で19分あれば、かなり余裕があるように感じます。
    駅弁でも買えるかもしれません。

    でも、海外の駅ではそうはいきません。

    まず、次のホームを確認します。
    駅構内の移動方向を確認します。
    列車が遅れていないか、ホームが変わっていないかも確認します。

    お腹が空いていればパンでも買いたいところですが、
    「もし迷ったらどうしよう」
    「もしホームが遠かったらどうしよう」
    と思うと、なかなか落ち着いて買い物もできません。

    結局、乗るべき列車が見えたので、そのまま乗り込みました。

    こういう場面では、旅行中なのに少し試験を受けているような緊張感があります。

    ただ、無事に乗り換えられると、達成感があります。

    「ああ、自分たちだけでここまで来られた」
    という感覚です。

    これは個人旅行ならではの面白さでもありました。


    使い込むうちに、DB Navigatorが旅の味方になった

    最初は分かりにくかったDB Navigatorですが、旅の途中で何度も使っているうちに、少しずつ見方が分かってきました。

    特に便利だったのは、乗車中に現在地を確認できることです。

    経路を表示すると、全体の路線の中で、今どの駅を通過したのか、次にどの駅に着くのかが分かります。

    さらに地図表示にすると、列車が今どのあたりを走っているのかも確認できます。

    これはかなり安心感がありました。

    海外の列車では、車内放送を完全に聞き取れるわけではありません。
    駅名も日本人にはなじみのないものが多く、うっかり乗り過ごすのではないかという不安もあります。

    そんな中で、スマホの画面上で現在地と次の駅が確認できるのは、とても大きな安心材料でした。

    「次で降りるのか」
    「あと何駅あるのか」
    「予定どおり進んでいるのか」
    「あとどれくらいで着くのか」

    こういうことが画面で確認できるだけで、気持ちがかなり楽になります。

    また、ホーム変更もアプリで確認できます。

    ドイツでは、直前にホームが変わることがあります。
    最初は駅の電光掲示板を何度も見て確認していましたが、DB Navigatorにもホーム変更が反映されるので、慣れてくるとかなり落ち着いて対応できるようになりました。

    もちろん、駅の電光掲示板も確認します。
    でも、アプリで情報を追えるようになると、駅での不安はかなり減りました。

    ローテンブルクからフュッセンへ向かう頃には、DB Navigatorの見方にもだいぶ慣れてきました。

    最初は怖かったドイツ鉄道も、旅の中盤からはそれほど怖くなくなりました。


    去年の中欧旅行より、今回はかなり楽だった

    前年のプラハ、ウィーン、ブダペスト旅行では、鉄道移動でかなり苦労しました。

    その記憶があったので、今回のドイツ鉄道にも身構えていました。

    ところが今回は、DB Navigatorを使い込んだことで、だいぶ状況が違いました。

    もちろん、最初は戸惑いました。
    Bayern Ticketの買い方も迷いました。
    ホーム変更にも神経を使いました。
    乗り換え時間も落ち着きませんでした。

    でも、アプリで経路、現在地、次の駅、ホーム、遅延情報を確認できるようになると、不安はかなり減りました。

    海外の鉄道移動では、
    「自分が今どこにいて、次に何をすればよいのか」
    が分かるだけで、安心感がまったく違います。

    その意味で、今回のドイツ旅行では、DB Navigatorにかなり助けられました。

    去年の中欧旅行では、鉄道移動は「大変だった」という印象が強く残りました。
    一方、今回のドイツ旅行では、最初こそ大変でしたが、途中からは
    「鉄道も何とかなる」
    と思えるようになりました。

    この差は大きかったです。


    スマホで調べられる時代の個人旅行

    今回の旅では、分からないことがあるたびに、スマホで調べました。

    鉄道の乗り換え、切符の種類、駅の表示、ホテルの場所、レストランのメニュー。
    昔の海外個人旅行なら、ガイドブックと現地の案内板だけが頼りだったかもしれません。

    でも今は、現地で調べる手段がたくさんあります。

    翻訳アプリもあります。
    地図アプリもあります。
    鉄道アプリもあります。
    必要に応じて、AIに助けてもらうこともできます。

    もちろん、最後に判断するのは自分です。
    実際に駅でホームを探し、列車に乗り、乗り換えるのも自分です。

    ただ、現地で確認できる情報が増えたことで、個人旅行の不安はかなり減ったと思います。

    特に鉄道移動では、スマホの存在は本当に大きいと感じました。


    混雑した列車と、落ち着いて座れた列車

    列車によって、混み具合もかなり違いました。

    ある列車ではかなり混んでいて、夫婦二人で並んで座ることができませんでした。
    一人ずつ通路側に座るような形になりました。

    一方で、別の列車では落ち着いて座ることができました。

    この差は、なかなか読めません。

    日本の新幹線のように、指定席を取っておけば安心、という移動ばかりではありません。
    Bayern Ticketで乗るような地域列車では、基本的に自由席の感覚です。

    混んでいれば立つ可能性もあります。

    大きなスーツケースを持っていると、これも少し大変です。

    今回の旅では、そこまで極端に困ることはありませんでしたが、
    「荷物を持ってローカル線を乗り継ぐ」
    というのは、思っていたよりも体力を使いました。


    それでも、鉄道で移動してよかった

    ここまで苦労したことを書いてきましたが、それでもドイツを鉄道で移動してよかったと思っています。

    列車の車窓から見るドイツの風景は、やはり魅力的でした。

    大都市を出ると、だんだん景色が変わっていきます。
    畑や小さな町、教会の塔、赤い屋根の家並み。
    そういう風景を見ながら移動していると、
    「今、自分たちは本当にドイツを旅しているんだな」
    という実感がありました。

    ロマンチック街道というと、バスツアーのイメージもあります。
    もちろん、それはそれで楽だと思います。

    でも、鉄道で乗り換えながら移動したことで、旅の記憶はかなり濃くなりました。

    切符購入で悩んだこと。
    ホーム番号を何度も確認したこと。
    乗り換え時間に焦ったこと。
    混んだ列車で別々に座ったこと。
    DB Navigatorの見方が少しずつ分かってきたこと。
    無事に目的地に着いてほっとしたこと。

    こういうひとつひとつが、今となっては旅の思い出になっています。


    次にドイツ鉄道を使う人に伝えたいこと

    今回の経験から、これからドイツで鉄道移動をする人に伝えたいことがあります。

    まず、DB Navigatorは必ず入れておいた方がよいです。
    そして、出発前に少し触っておくことをおすすめします。

    最初は画面の見方が分かりにくいかもしれません。
    でも、使っているうちにだんだん慣れてきます。

    乗車中に現在地を確認できること。
    次の駅が分かること。
    地図上で列車の位置が分かること。
    ホーム変更や遅延情報が確認できること。

    これらは、海外で鉄道移動をするうえで大きな安心材料になります。

    次に、ホーム番号は当日必ず確認することです。
    前日に調べた情報だけで安心しない方がよいです。

    DB Navigatorと駅の電光掲示板の両方を見る。
    列車番号と行き先を確認する。
    ホーム変更がないか、直前まで注意する。

    これだけでかなり安心できます。

    Bayern Ticketを使う場合は、使える列車と時間帯を確認することも大切です。
    特に平日の朝9時前は注意が必要です。

    また、乗り換え時間は少し余裕を持った方が安心です。
    アプリ上では可能に見えても、初めての駅では思ったより時間がかかることがあります。

    そして最後に、多少のトラブルや戸惑いも、旅の一部だと思うことです。

    現地では焦ります。
    本当に焦ります。

    でも、帰ってきてから振り返ると、そこが一番記憶に残っていたりします。

    ドイツ鉄道DBでの移動は、最初は分かりにくくて怖いものでした。
    でも、DB Navigatorを使い込むうちに、少しずつ見える景色が変わってきました。

    現在地が分かる。
    次の駅が分かる。
    ホーム変更が分かる。
    あとどれくらいで着くかが分かる。

    それだけで、鉄道移動の不安はかなり減ります。

    今回のドイツ旅行は、観光地を巡る旅であると同時に、
    「海外で自力で移動する旅」
    でもありました。

    最初は怖かったDBも、旅の中盤からは少しずつ怖くなくなりました。

    そういう意味では、DBで苦労した時間も、私にとっては大切な旅の一部だったと思います。


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  • 5-1 ドイツ個人旅行11日間|フランクフルトからミュンヘンまでロマンチック街道の旅

    1. はじめに

    ドイツ個人旅行に行ってきました


    2026年春、夫婦でドイツを11日間旅してきました。
    フランクフルトから入り、ロマンチック街道の入り口、ヴュルツブルク、そしてローテンブルク、フュッセンを経由して、最後はミュンヘンへ。
    いわゆる団体ツアーではなく、ホテルも列車も自分たちで手配する個人旅行です。

    正直に言うと、出発前は少し不安もありました。
    ドイツ鉄道の乗り換え、現地での切符購入、レストランの予約、そして英語でのやり取り。
    でも、終わってみれば、これまでの海外旅行の中でもかなり満足度の高い旅になりました。

    2. 今回の旅程

    フランクフルトからミュンヘンまで、ドイツ南部を横断

    日程宿泊地主な内容
    1日目フランクフルト日本出発、フランクフルト到着
    2日目フランクフルト市内観光、ドイツ旅のスタート
    3日目ローテンブルクヴュルツブルク観光後、ローテンブルクへ移動
    4日目ローテンブルク城壁の街をゆっくり散策
    5日目フュッセンローテンブルクからフュッセンへ鉄道移動
    6日目フュッセンノイシュバンシュタイン城観光
    7日目ミュンヘンフュッセンからミュンヘンへ移動
    8日目ミュンヘン市内観光、ビアホール、旧市街散策
    9日目ミュンヘン美術館・街歩き・レストラン
    10日目機中泊ミュンヘン空港から帰国
    11日目日本着羽田到着

    3. なぜこのルートにしたのか

    きっかけは「ロマンチック街道」だった

    今回の旅のキーワードは、やはり「ロマンチック街道」でした。

    ロマンチック街道は、ドイツ南部のヴュルツブルクからフュッセンまで続く観光ルートです。日本でも昔から人気があり、中世の街並み、古城、教会、田園風景など、いかにも「ドイツらしい」景色を楽しめる道として知られています。

    今回、妻が「ロマンチック街道に行ってみたい」と言ったことが、この旅の大きなきっかけでした。

    正直に言うと、私は最初からドイツ一択だったわけではありません。
    イタリア、スペイン、ポルトガルあたりも良いなと思っていました。食事や街歩きの楽しさを考えると、南欧にもかなり惹かれていました。

    ただ、夫婦旅行ですから、行き先は一人で決めるものではありません。
    妻が行きたいと言ったロマンチック街道を中心に考えてみると、ヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセン、そしてノイシュバンシュタイン城という、初めてのドイツ旅行にはとても分かりやすいルートが見えてきました。

    もう一つ、我が家には大事な条件がありました。
    それは、できればJALを利用したいということです。

    我が家は基本的にJAL派です。
    今回も航空会社はJALにこだわりました。さらに言えば、長時間のフライトなので、できればJALの「SKY WIDER」で、しかも夫婦二人掛けの席を確保したいという希望もありました。

    旅の行き先だけでなく、飛行機の快適さも、私たちにとってはかなり大事な要素でした。

    そうして最終的に、フランクフルトから入り、ヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセンを経由して、ミュンヘンから帰国するルートにしました。

    結果的には、フランクフルトの都会、ヴュルツブルクの宮殿、ローテンブルクの中世の街並み、フュッセンの山と城、そしてミュンヘンのビール文化まで、ドイツらしい要素を一通り味わえる旅になりました。

    4. 個人旅行で大変だったこと

    列車、切符、予約、そして現地判断

    一方で、個人旅行ならではの苦労もありました。
    特に悩んだのは、鉄道と切符です。

    ドイツ鉄道は便利ですが、日本の鉄道のように「何番ホームに行けば絶対安心」という感じではありません。
    出発当日になってホームを確認する必要がありますし、アプリの表示も慣れるまでは分かりにくいところがありました。

    また、バイエルンチケットやSバーンの切符など、日本人には少し分かりにくい制度もあります。
    私たちも現地で何度か迷いました。
    ただ、それも含めて、個人旅行らしい経験だったと思います。

    5. 特に印象に残った場所

    ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘン

    今回の旅で特に印象に残ったのは、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンです。

    ローテンブルクは、まさに中世の街に入り込んだような場所でした。
    観光地ではありますが、朝や夜に歩くと、昼間とは違う落ち着いた雰囲気があります。

    フュッセンでは、ノイシュバンシュタイン城を訪れました。
    城の内部見学ももちろん良かったのですが、それ以上に、城まで歩いて登る時間や、マリエン橋から見た景色が記憶に残っています。

    そして最後のミュンヘン。
    ビアホール、旧市街、レストラン、空港へのアクセス。
    旅の締めくくりとして、とてもバランスの良い街でした。

    6. 今回の旅で感じたこと

    個人旅行は少し大変。でも、その分記憶に残る

    個人旅行は、正直に言えば少し大変です。
    列車の時間を調べ、ホテルまでの行き方を確認し、レストランを選び、時には現地で予定を変える必要もあります。

    でも、その一つひとつが、旅の記憶になります。
    ツアーで連れて行ってもらう旅行とは違い、自分たちで迷いながら進んだ分だけ、あとから思い出したときの密度が濃い。

    今回のドイツ旅行は、まさにそんな旅でした。
    次回からは、フランクフルト到着から順に、街歩き、鉄道移動、ホテル、食事、そしてノイシュバンシュタイン城、最後にミュンヘンでの3泊と実際に体験したことを少しずつ書いていきます。


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  • 4-7 ヘーゼルナッツが「ヘゾナ」に聞こえた日

    ヘーゼルナッツが「ヘゾナ」に聞こえた日。英語が聞き取れない理由が少しわかった

    ドイツ旅行から帰ってきて、少しブログの更新が止まっていました。

    旅行の準備、現地での移動、帰国後の整理。
    いろいろ手一杯で、英語の勉強もブログも、少し横に置いていました。

    でも、そろそろ再開しようと思います。

    再開1本目に何を書こうか。
    ドイツ旅行の英語体験にするか。
    最近、よく見ていたフレンズ英会話のYouTube動画が見当たらなくなった件にするか。

    少し迷いました。

    ただ、やはり今回はこれを書いておきたいと思います。

    ヘーゼルナッツが、英語では「ヘゾナ」に聞こえる問題です。

    これが、思った以上に大事な発見でした。


    第1章 ヘーゼルナッツが「ヘゾナ」に聞こえた

    あるとき、英語の中で “hazelnut” という単語を聞きました。

    意味は分かります。
    ヘーゼルナッツです。

    チョコレートやお菓子にもよく入っている、あのヘーゼルナッツです。

    ところが、英語で聞くと、私の耳にはどうしても、

    「ヘゾナ」

    のように聞こえました。

    最初は、聞き間違いかと思いました。
    でも、何度聞いても「ヘーゼルナッツ」には聞こえません。

    日本語の「ヘーゼルナッツ」を頭に置いたまま聞いていると、どうにも一致しません。

    でも、ここで少し考えました。

    もしかすると、英語が聞き取れない原因はここにあるのではないか。

    単語を知らないから聞き取れないのではない。
    知っている単語なのに、自分が知っている音で出てこないから聞き取れない。

    この違いは、かなり大きいと思います。


    第2章 日本語の「ヘーゼルナッツ」は長すぎる

    日本語で「ヘーゼルナッツ」と言うと、かなり丁寧に音を並べます。

    ヘー・ゼ・ル・ナッ・ツ。

    一つひとつの音を、かなりはっきり発音します。

    でも、英語の “hazelnut” は、そんなふうには聞こえません。

    もちろん、正確な発音をカタカナで表すことはできません。
    それでも、私の耳には「ヘーゼルナッツ」ではなく、もっと短く、もっと軽く、

    「ヘゾナ」

    に近く聞こえました。

    ここで、私は思いました。

    「ヘーゼルナッツ」と1回言っている間に、「ヘゾナ」なら5回くらい言える。

    少し大げさかもしれません。
    でも、感覚としては本当にそれくらい違います。

    日本語のカタカナ英語は、音が長い。
    英語の実際の発音は、もっと短い。
    そして、音がつながり、弱くなり、消えていく。

    この差が、ヒアリングでは大きな壁になります。


    第3章 英語が速いのではなく、待っている音が違う

    英語を聞いていると、どうしても「速い」と感じます。

    映画も速い。
    海外ドラマも速い。
    YouTubeの英語解説も速い。
    空港やホテルの英語も速い。

    でも、今回の「ヘゾナ問題」で、少し見方が変わりました。

    もしかすると、英語そのものが速いというより、
    こちらが待っている音が長すぎるのかもしれません。

    こちらは「ヘーゼルナッツ」を待っています。
    でも、実際に飛んでくる音は「ヘゾナ」です。

    それでは聞き取れません。

    「ヘーゼルナッツ」という看板を探しているのに、
    目の前を「ヘゾナ」というバイクが一瞬で通り過ぎるようなものです。

    見逃して当然です。

    これは、単なるスピードの問題ではありません。
    頭の中にある単語の音と、実際に聞こえる音が違うという問題です。

    だから、知っている単語でも聞き取れない。
    むしろ、知っている単語だからこそ、カタカナの音に引っ張られてしまう。

    ここが、大人の英語学習ではかなり厄介です。


    第4章 単語の意味を知っているだけでは足りない

    英語の勉強というと、まず単語を覚えます。

    意味を覚える。
    スペルを覚える。
    例文を読む。

    もちろん、それは大事です。

    でも、ヒアリングではそれだけでは足りません。

    必要なのは、

    その単語が、実際の会話の中でどう聞こえるのか

    を知ることです。

    たとえば、スペルを見れば分かる。
    ゆっくり発音されれば分かる。
    自分で読むこともできる。

    それなのに、会話の中に入ると聞き取れない。

    これは、私にとってずっと大きな悩みでした。

    でも、今回の “hazelnut” で、少し理由が見えました。

    私は “hazelnut” という単語を知らなかったわけではありません。
    ただ、その単語が実際にどんな音で流れてくるのかを、耳が知らなかったのです。

    これは、かなり決定的な違いです。


    第5章 カタカナ英語は便利だけど、耳をだます

    カタカナ英語は便利です。

    チョコレート。
    コーヒー。
    レストラン。
    ホテル。
    ヘーゼルナッツ。

    日本語の中で普通に使えるので、意味を理解するにはとても助かります。

    でも、英語を聞き取るときには、このカタカナが邪魔をすることがあります。

    なぜなら、カタカナの音と英語の音は、かなり違うからです。

    自分の頭の中にある音が「ヘーゼルナッツ」だと、
    英語の “hazelnut” が「ヘゾナ」に近く聞こえたとき、同じ単語だと認識できません。

    これは、努力不足というより、音の地図が違うのだと思います。

    日本語の地図で英語の街を歩いている。
    だから、知っているはずの場所にたどり着けない。

    そんな感じです。


    第6章 聞き取れない理由が分かると、少し安心する

    英語が聞き取れないと、どうしても落ち込みます。

    自分は英語が苦手なのか。
    若いころにもっと勉強しておけばよかったのか。
    もう大人になってからでは遅いのか。

    そんなふうに考えてしまいます。

    でも、今回の「ヘゾナ問題」は、少し違う感覚をくれました。

    聞き取れないのは、耳が悪いからだけではない。
    頭が悪いからでもない。
    単語を知らないからでもない。

    実際の英語の音を、まだ十分に知らないだけ。

    そう考えると、少し希望があります。

    知らないなら、これから知ればいい。
    慣れていないなら、これから慣れればいい。

    英語の聞き取りは、才能だけの問題ではなく、
    「実際の音のパターン」を少しずつ集めていく作業なのかもしれません。


    第7章 大人の英語再挑戦は「音の思い込み」を外すところから

    大人になってから英語をやり直すと、どうしても知識が先に来ます。

    単語の意味。
    文法。
    スペル。
    昔覚えた受験英語。

    それ自体は大切です。

    でも、ヒアリングでは、いったんその知識が邪魔をすることがあります。

    「この単語はこういう音のはずだ」

    という思い込みがあるからです。

    ヘーゼルナッツは「ヘーゼルナッツ」のはず。
    でも、英語ではそう聞こえない。

    このズレに気づくことが、英語耳を作り直す第一歩なのかもしれません。

    英語が聞き取れない理由は、単にスピードについていけないからではない。
    実際には、音が短くなり、つながり、弱くなり、消えている。

    その結果、知っている単語が知らない音に変わってしまう。

    ここを意識すると、ヒアリングの練習の仕方も少し変わります。

    単語を覚えるだけではなく、
    その単語が実際にどう聞こえるかを確認する。

    これを積み重ねる必要があります。


    おわりに 「ヘゾナ」は小さな発見だけど、大きなヒントだった

    今回の “hazelnut” は、ただの小さな聞き間違いかもしれません。

    でも、私にとってはかなり大きな発見でした。

    ヘーゼルナッツが「ヘゾナ」に聞こえる。
    そのくらい、英語の音は日本語のカタカナとは違う。

    そして、この違いこそが、英語が聞き取れない大きな理由の一つだと思います。

    英語は速い。
    たしかに速いです。

    でも、それ以上に、
    こちらが想像している音と、実際に聞こえる音が違う。

    ここに気づけただけでも、少し前に進めた気がします。

    これからも、こういう小さな違和感を大事にしながら、英語の聞き取りをやり直していきたいと思います。

    大人の英語再挑戦は、きれいな発音を目指すだけではありません。
    まずは、実際の英語がどんなふうに聞こえているのかを知ること。

    「ヘゾナ」は、その入口として、なかなか良い教材でした。

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  • 4-6 Duolingo121でも英語が聞き取れない理由|フレンズで実感した「4回目で分かる」壁

    4-6 Duolingo121でも英語が聞き取れない理由|フレンズで実感した「4回目で分かる」壁

    Duolingo121でも英語が聞き取れない理由|フレンズで実感した「4回目で分かる」壁

    自分の今の英語力は、Duolingoでいうと121
    ついこの前120を超えたばかりで、正直「ちょっとできるようになってきたかも」と思っていた。

    ただ、実はDuolingoと並行して、少し前からフレンズ英会話も聞いていた。

    だから、「リスニングは別物」という感覚は、なんとなくあった。

    それでも実際にやってみると、やっぱり簡単ではなかった。


    フレンズ英会話を聞くと、こんな感じになる。

    • 1回目:ほぼ分からない
    • 2回目(字幕あり):まだあまり分からない
    • 解説を聞く:一気に理解できる
    • 4回目:驚くくらい聞き取れる

    この流れを何度も経験した。

    特に印象的なのは、「解説を聞いた後の変化」

    さっきまで聞き取れなかった音が、急に意味のある英語として入ってくる。

    いわゆる目からうろこの感覚だった。


    ここで気づいたのはシンプルで、

     耳だけ鍛えてもダメということ

    フレンズの英語は、いわゆる受験英語とはかなり違う。

    • 言い回しがカジュアル
    • 文法が省略される
    • ネイティブ特有の表現が多い

    だから、音だけ追っていても限界がある。

     「意味が分かる」状態を作ってから聞くことが大事


    ここで面白かったのが、Duolingoとの関係。

    フレンズの中で、

    「あ、これDuolingoでやったやつだ」

    という表現が結構出てくる。

    受験英語ではあまり出てこないけど、
    実際の会話では普通に使う表現。

    これに気づいたとき、

     Duolingoってちゃんと実用的なんだな」

    と思えた。

    正直、ここはかなりモチベーションにつながった。


    正直、最初から「全然ダメだ」とは思わなかった。

    むしろ、
    解説を聞けば理解できるし、繰り返せば聞き取れる

    この感覚は、手応えとしてはかなりあった。

    そしてもう一つ大きかったのは、

    Duolingoでやっていることが、ちゃんと実際の英語につながっていると実感できたこと

    フレンズの中で、
    「あ、これやったことある」という表現が出てくるたびに、
    バラバラだったものが少しずつつながっていく感じがある。

    だから今はこう思っている。

    リスニングは“いきなりできるようになるもの”ではなくて、
    理解→反復で少しずつつながっていくもの

    もし今、
    「1回目は全然分からない」
    「2回目でやっと少し分かる」
    という状態だとしても、それは全然おかしくない。

    むしろ、

    ちゃんと前に進んでいる途中の状態 だと思う。

    自分もまだ121。全然完成形じゃないけど、

    “分からなかったものが分かるようになる感覚”は、確実に増えてきている

    この積み重ねを続けていこうと思う。

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