5-7 JAL SKY WIDERでドイツへ 夫婦二人掛け席にこだわった話


今回のドイツ旅行では、航空会社はJALにしました。

我が家はもともとJAL派です。せっかくヨーロッパまで行くなら、できればJALで行きたいという気持ちがありました。

もう一つ大きかったのが、長距離フライトで少しでも楽に移動したかったことです。

ドイツ旅行というと、現地での鉄道移動やホテル選びに目が行きがちです。実際、今回の旅行でも、フランクフルトからヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンへと鉄道で移動したので、DB Navigatorやバイエルンチケットにはずいぶんお世話になりました。

ただ、よく考えると、日本からドイツまでのフライトも、旅のかなり大きな部分を占めています。

特にエコノミークラスでヨーロッパまで行く場合、座席の快適さは旅の疲れ方にかなり影響します。

そこで今回、かなりこだわったのが、JALの「SKY WIDER」と、夫婦二人で並んで座れる二人掛け席でした。

SKY WIDERに期待したこと

JALのSKY WIDERは、通常のエコノミークラスよりも座席まわりにゆとりがあるタイプのシートです。

もちろん、ビジネスクラスのように横になれるわけではありません。

しかし、長時間のフライトでは、少しの差がかなり大きいです。

ヨーロッパ便は飛行時間が長いので、足元の余裕や座席の幅、隣との距離感はどうしても気になります。

若い頃なら、「まあ、エコノミーでも何とかなるだろう」で済んだかもしれません。

でも、今はそう簡単にはいきません。

現地に着いてから元気に動き回るためには、出発前から、いかに疲れを残さず到着するかも大事です。フライトの座席選びも、立派な旅行準備の一部だと思います。

SKY WIDERにも2種類あった

ここで一つ、今回あらためて大事だと思ったことがあります。

一口にSKY WIDERといっても、座席配列には種類があるということです。

一つは、横並びが2-4-2の機材です。
もう一つは、3-3-3の機材です。

夫婦二人旅の場合、狙いたいのはもちろん2-4-2の機材です。

2-4-2であれば、窓側の2席を取ることで、夫婦二人だけで並んで座ることができます。

エコノミークラスでは、3席並びの座席になることも多く、夫婦二人で座ると、どうしても隣に知らない人が来ることになります。

もちろん、それが悪いわけではありません。

ただ、長距離便でトイレに立つとき、荷物を出すとき、ちょっと体勢を変えるときなど、やはり気を遣います。

夫婦二人だけの並びなら、その気遣いがかなり減ります。

たかが座席、されど座席です。

長距離フライトでは、この「気を遣わなくていい」というのが、想像以上に大きいのです。

そこで今回、往復とも2-4-2の機材を選び、二人掛けの席を予約しました。

予約したのは、出発の約1年前です。

かなり早い段階から、「ここは二人掛け席を押さえておこう」と考えていたわけです。

ところが帰りの便が機材変更に

ところが、予約から半年ほど経った頃、JALから帰りの便について連絡がありました。

内容は、機材変更です。

帰りの便が、当初予定していた2-4-2の機材から、3-3-3の機材に変更になっていました。

そして、座席も自動的に割り当て直されていました。

確認してみると、当然ながら3人掛けの席です。

これには少し慌てました。

せっかく1年前から二人掛け席にこだわって予約していたのに、機材変更で普通の3人掛けになってしまったわけです。

長距離フライトで、夫婦二人の横に知らない人が一人入るのは、やはり気を遣います。

そこで、すぐに座席表をチェックしました。

すると、面白いことに気づきました。

3-3-3の機材なのですが、一番後ろの列だけは、機体が少し狭くなるため、座席配列が2-3-2になっていたのです。

「これは取るしかない」と思い、すぐに最後方の二人掛け席を押さえました。

結果的に、帰りの便でも夫婦二人掛けを確保することができました。

これは、今回の旅の中でも地味に大事なファインプレーだったと思います。

早く予約しても油断はできない

今回の件で感じたのは、早く予約すればそれで終わり、ではないということです。

もちろん、早めに予約したからこそ、当初は希望通りの二人掛け席を押さえることができました。

ただ、国際線では途中で機材変更が起こることがあります。

機材が変わると、座席配列も変わります。
座席配列が変わると、せっかく選んだ席も崩れます。
そして、場合によっては自動的に別の席に割り当て直されます。

今回もまさにそれでした。

だから、航空会社から機材変更の連絡が来たときは、すぐに座席表を確認した方がいいと思います。

特に夫婦二人で二人掛け席にこだわる場合は、ここが大事です。

最後方だけ2-3-2になっているような席が残っている可能性もあります。

逆に、確認が遅れると、そういう席も埋まってしまうかもしれません。

「JALのSKY WIDERを選んだから安心」ではなく、「SKY WIDERの座席配列まで見ておくこと」と、「機材変更後も座席表をすぐに確認すること」が大事だと感じました。

最後方二人掛け席のメリットと注意点

最後方の二人掛け席には、かなり大きなメリットがあります。

まず、二人だけで完結するので気が楽です。

隣に知らない人がいないため、トイレに行くときも、荷物を取るときも、遠慮が少なくて済みます。

長距離便では、機内で過ごす時間がとても長いです。

映画を観たり、食事をしたり、少し寝ようとしたり、足元の荷物を出し入れしたりする中で、隣が家族というだけでだいぶ楽です。

ただし、最後方席にも注意点はあります。

トイレに近い場合は人の出入りが気になることがあります。機内食が配られる順番が遅くなることもあります。

また、最後方に近い席だと、リクライニングが少し弱いのではないかと気になる場面もありました。

それでも、我が家としては、二人掛け席のメリットの方が大きかったです。

長距離便で夫婦二人だけの空間を確保できるというのは、思った以上に安心感がありました。

足元対策も意外と大事だった

長距離フライトでは、座席そのものだけでなく、足元の工夫も大事でした。

今回、座席下に置いたバッグを足置き代わりにして、そこに追加のクッションを組み合わせることで、足の置き場を少し楽にしました。

エコノミークラスでは、どうしても足の置き場に困ります。

ずっと同じ姿勢でいると、足がだるくなりますし、寝ようとしてもなかなか落ち着きません。

少しでも足の高さを変えられるようにしておくと、かなり違います。

ネックピローなども用意していましたが、実際にはそこまで活躍しなかった印象です。

むしろ、我が家の場合は、足元をどうするかの方が重要でした。

エコノミークラスで完全に快適に寝ることは難しいですが、少しでも体勢を変えられるようにしておくと、疲れ方が変わります。

Netflixで失敗した話

今回の機内対策として、iPadにNetflixの映画をたくさんダウンロードしていきました。

ところが、行きのフライトでいざ見ようとしたら、Netflixが起動しませんでした。

ダウンロードしてあればオフラインで見られると思っていたのですが、出発前にWi-Fi環境で一度きちんとログインしておく必要があったようです。

これは完全に盲点でした。

JALの機内Wi-Fiもありますが、動画サービスを快適に使えるようなものではありません。

結局、行きの便ではNetflixを活用できませんでした。

この失敗を踏まえて、帰りの便では搭乗日の朝、ホテルのWi-FiでNetflixにログインしておきました。

そのおかげで、帰りの機内では無事にNetflixの映画を楽しむことができました。

こういう細かい準備も、長距離フライトでは地味に効いてきます。

「動画をダウンロードしたから大丈夫」と思わずに、出発前に一度アプリを開いて、ちゃんと再生できるか確認しておく。

これも、今回学んだ教訓の一つです。

長距離エコノミーは「座席選び」も旅の一部

今回あらためて感じたのは、長距離エコノミーでは、座席選びも旅の一部だということです。

ビジネスクラスならもちろん快適でしょう。

しかし、夫婦二人でヨーロッパ旅行に行く場合、航空券代だけでもかなりの金額になります。毎回ビジネスクラスというわけには、なかなかいきません。

そうなると、エコノミークラスの中で、どれだけ快適な条件を探すかが大事になります。

SKY WIDERを選ぶ。
2-4-2の機材を狙う。
夫婦二人掛け席を押さえる。
機材変更の連絡が来たら、すぐに座席表を確認する。
最後方席も含めて、二人掛けが残っていないか探す。
足元対策を考える。
機内で見る映画は事前にログイン確認しておく。

一つひとつは小さなことですが、全部合わせると、旅の疲れ方が変わってきます。

特に今回のようなドイツ個人旅行では、到着後もすぐに街歩きや鉄道移動が始まります。

フライトで疲れ切ってしまうと、せっかくの旅行のスタートが重くなってしまいます。

だからこそ、航空券を取る段階から座席には少しこだわっておいてよかったと思います。

まとめ

今回のドイツ旅行では、フランクフルト、ヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンと鉄道で移動しました。

現地での移動やホテル、レストランももちろん大切でしたが、その前後にある長距離フライトも、やはり旅の重要な一部でした。

JALのSKY WIDERと夫婦二人掛け席にこだわったのは、結果的にかなり良かったと思います。

ただし、SKY WIDERなら何でも同じというわけではありません。

2-4-2の機材なのか、3-3-3の機材なのか。
途中で機材変更が起きていないか。
自分たちの座席が勝手に変更されていないか。
最後方などに二人掛け席が残っていないか。

こうした点は、予約後もときどき確認しておいた方が安心です。

エコノミークラスでも、座席の選び方や事前準備で快適さは変わります。

ヨーロッパ旅行を夫婦二人で計画するなら、観光地やホテルだけでなく、飛行機の座席にも少しこだわってみる価値はあると思います。


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