4-8 67歳、Duolingo全コース修了。でも『Friends』は聞き取れない


先日、Duolingoの英語コースをすべて修了した。

画面には、

「英語コースの修了おめでとう!」

という文字が表示された。

Duolingoを始めてから1,067日。
有料会員になってからは、一日も欠かさず続けてきた。

だから、修了画面が出たときは、純粋にうれしかった。

ただし、英語が自由に聞き取れるようになったかといえば、残念ながら、まだそこまではいっていない。

Netflixでアメリカのドラマ『Friends』を見ても、聞き取れるのは感覚的には半分くらいだ。

全コースを修了したのに、まだ『Friends』は十分に聞き取れない。

今回は、そんな現在の英語力と、これからの学習について書いてみたい。


なぜDuolingoを始めたのか

正直に言うと、Duolingoを始めた明確な理由は、あまり覚えていない。

おそらく、定年退職後に次の仕事を探していたとき、英語力を求められる求人を見たことがきっかけだったのだと思う。

その中には、外資系企業の監査役の仕事もあった。

私のTOEICの最高点は745点である。

数字だけを見れば、それなりに英語ができるようにも見える。

しかし、私が勉強してきた英語は、基本的には受験英語である。

文法や単語はある程度分かっても、実際の会話、特にヒアリングには自信がなかった。

長く英語から離れていたため、かなりさび付いてもいた。

定年後で多少時間もできたことから、

「もう一度、英語を勉強してみようか」

と思ったのだろう。

特に伸ばしたかったのは、英語を聞き取る力だった。

最初はDuolingoの無料版を試してみた。

すると、これが予想以上によくできていた。

妻と、

「このアプリ、すごくいいね」

と話し、やがて二人で家族会員になった。

有料会員になってからは、毎日続けている。


1,067日続けられた理由

毎日続けられた一番の理由は、通勤時間に学習するリズムができたことだと思う。

電車に乗ったらDuolingoを開く。

それを毎日の習慣にした。

そして、もう一つ大きかったのが、連続学習記録である。

連続記録が長くなると、途中で切らすのが惜しくなる。

そのうち、通勤する日もしない日も関係なく、毎日やるようになった。

ここまで記録が続くと、もう簡単にはやめられない。

ただ、単に記録を切らしたくなかっただけでは、1,000日以上は続かなかったと思う。

やはり、英語が少しずつ上達している実感があったことが大きい。

私は受験英語で、文法や単語の基礎はある程度身につけていた。

Duolingoの学習は、その基礎の上に新しい英語が少しずつ積み重なっていく感じだった。

たとえるなら、乾いた土に水が染み込んでいくような感覚である。

すでに持っていた知識が、少しずつ実際に使える英語に変わっていった。


全コースを修了して伸びたこと

Duolingoを続けて、一番伸びたと感じるのはヒアリング力である。

以前よりも、英語の会話を聞いたときに、単語や文章のまとまりが耳に入ってくるようになった。

また、受験英語ではあまり出てこなかった、日常会話で使われる語彙や表現もかなり増えた。

もちろん、まだ十分ではない。

それでも、以前ならまったく聞き取れなかった会話が、少しずつ分かるようになってきた。

全コース修了は、その積み重ねの結果だったと思う。


それでも『Friends』は難しい

一方で、『Friends』の会話は今でも難しい。

聞き取れるのは、感覚的には半分程度だと思う。

以前は、単に自分の耳が英語の速さについていけないのだと思っていた。

しかし、英語字幕を見ながら確認してみると、問題はヒアリングだけではなかった。

会話で使われている文法や語彙そのものを、まだ知らない場合も多い。

聞こえないのではなく、聞こえても意味が分からない表現もある。

Duolingoを全コース修了しても、ネイティブ同士の自然な会話を理解するには、まだ大きな距離がある。

そのことも、改めて分かった。

ただし、まったく進歩していないわけではない。

以前より少しずつ聞き取れるようになっている実感はある。

だから、全コース修了はゴールではなく、一つの通過点なのだと思っている。


修了後に現れた「デイリーリフレッシュ」

修了画面が出たとき、私は一つ気になっていた。

「この後、Duolingoはどうなるのだろう」

全コースが終わったのだから、もう学習画面がなくなってしまうのだろうか。

ところが、修了後に画面を開くと、新しく「デイリーリフレッシュ」というコースが表示された。

なるほど、うまく作ってあるなと感心した。

コースを修了して終わりではなく、その後も毎日復習できる仕組みになっている。

実際にやってみると、このデイリーリフレッシュもよくできている。

過去に学んだ単語や文法、会話表現を繰り返し確認できる。

英語は、一度覚えても使わなければ忘れてしまう。

そう考えると、修了後に毎日復習を続けるこの仕組みは、理にかなっている。

私は今も、毎日デイリーリフレッシュを続けている。


思ったことを英語で表現する練習

今後、特に伸ばしたいのは、自分が思ったことを英語で表現する力である。

英語を読んだり、問題に答えたりするだけでなく、自分の考えを英語で文章にする力を身につけたい。

そのため、最近はChatGPTとの会話でも、日本語で書いた後に、同じ内容を英語でも書くようにしている。

たとえば、何かを相談するときに、まず日本語で質問し、その下に自分なりの英語を書く。

そして、ChatGPTに質問への回答と一緒に、英語も直してもらう。

これは、自分の言いたいことを英語にする練習として、かなり役に立っている。

教科書に載っている文章ではなく、自分が実際に言いたいことを英語にするからである。

英語日記も続けている。


これからも続けること

今後も、次の学習は続けていくつもりである。

Duolingoのデイリーリフレッシュ。

YouTubeの『Friends』を使った英会話学習。

Netflixで見る本物の『Friends』。

ChatGPTとの英語でのやり取り。

そして英語日記。

いろいろな方法を組み合わせながら、少しずつ英語に触れる時間を増やしていきたい。

最近は、ブログを書くことよりも英語学習を優先したいと思うこともある。

英語の映画を字幕なしで直接理解できたら、きっと楽しい。

海外で自然に英語を話せたら、単純に格好いい。

それに、現在の監査役を退任した後、もう一度仕事を探すことになれば、英語力が役立つ可能性もある。

実用性もあるが、最後はやはり、

「英語が分かったら楽しい」

という気持ちが一番大きいのかもしれない。


いつかChatGPTと英語だけで話したい

Duolingoの全コースを修了したからといって、英語学習を卒業したわけではない。

むしろ、自分に足りないものが、以前よりはっきり見えるようになった。

『Friends』は、まだ半分くらいしか聞き取れない。

自分の考えを英語ですぐに表現することも難しい。

それでも、1,067日前よりは、確実に前に進んでいる。

67歳だから、もう英語は伸びないとは思わない。

毎日少しずつでも続ければ、まだ伸ばすことはできる。

いつかChatGPTと、日本語を使わず、英語だけで自然に会話できるようになったら面白い。

全コース修了はゴールではない。

英語学習の、次の段階の始まりである。


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