5-5 フュッセン・ノイシュバンシュタイン城編|バスと徒歩で城へ向かう


ローテンブルクを出発し、次に向かったのはフュッセンです。

今回のドイツ旅行では、フランクフルト、ヴュルツブルク、ローテンブルク、フュッセン、ミュンヘンと移動してきました。
その中でフュッセンは、ノイシュバンシュタイン城へ行くための拠点となる街です。

当初は、ローテンブルクからフュッセンへ行くには、

ローテンブルク
→ ヴュルツブルク
→ ミュンヘン
→ フュッセン

というルートが安全だと考えていました。

ところが、実際にDBアプリで検索してみると、別のルートが出てきました。

ローテンブルク・オプ・デア・タウバー中央駅からSteinachへ。
そこからTreuchtlingenへ。
さらにAugsburgを経由して、フュッセンへ向かうルートです。

具体的には、次のような乗り継ぎでした。

RB82
ローテンブルク・オプ・デア・タウバー中央駅
10:05発
Steinach (b Rothenburg o.d. Tauber)
10:20着

RE80
Steinach
10:24発
Treuchtlingen
11:28着

RE16
Treuchtlingen
11:34発
Augsburg Hbf
12:28着

BRB RB77
Augsburg Hbf
12:46発
Füssen
14:42着

乗り換えは多いですが、DBアプリで確認しながら進めば、特に迷うことはありませんでした。
むしろ、当初想定していたミュンヘン経由よりも時間を短縮できました。

しかも、このルートはすべてBayern Ticketで行けました。

これは大きかったです。

Bayern Ticketは、バイエルン州内の地域列車などに乗れる一日券です。
今回の旅行では、このBayern Ticketをかなり活用しました。

私たちは、移動日の前日にDBアプリでBayern Ticketを購入していました。

今回、ドイツ国内で鉄道に乗るたびに、その都度切符を買ったわけではありません。

フランクフルトからヴュルツブルクまでは、Bayern Ticketが使えないうえ、指定席を取っていたので、半年ほど前にDBアプリで事前購入していました。

一方、それ以外の主な移動は、前日にDBアプリでBayern Ticketを購入して対応しました。

ローテンブルクからフュッセンもBayern Ticket。
フュッセンからミュンヘンもBayern Ticket。
しかも、ミュンヘン市内の移動にも使えました。

結局、現地で券売機を使って切符を買ったのは、フランクフルト空港から市内へ向かうときと、ミュンヘン市内からミュンヘン空港へ向かうときくらいでした。

ドイツ個人旅行では、DBアプリは本当に必須だと思います。
最初は少しわかりにくいですが、慣れてくると、ルート検索、乗り換え、ホーム確認、チケット購入まで、かなり頼りになります。

この日の移動も、DBアプリがなければ、かなり不安だったと思います。


フュッセンで泊まったのは、リュイトポルトパーク・ホテルです。

高級ホテルという位置づけだったようですが、正直に言うと、部屋の印象は少し微妙でした。

部屋はかなり広かったです。
ただ、その広い部屋に、なぜかベッドが3台入っていました。

これが、1台はちゃんとしたソファーだったら、ずいぶん印象が違ったと思います。
広さはあるのに、どこか殺風景な感じがしました。

窓からは、雪をかぶった山々が見えました。
これはとてもきれいでした。

ただ、窓が少し小さく、せっかくの山の景色を楽しむには、少しもったいない気もしました。

一方で、立地はとても良かったです。

フュッセン駅のすぐそばで、にぎやかな街の中心部からも遠くありません。
ノイシュバンシュタイン城へ行く拠点としては、かなり便利なホテルでした。

今回の旅行では、ホテルの立地がかなり大事だと感じました。

フランクフルトのホテルは、繁華街から数分離れていて、街歩きして戻るには少し不便でした。
ローテンブルクのホテルは、街のど真ん中で最高でした。
ミュンヘンのホテルも中心街のすぐそばで、しかも本当に高級感がありました。

そう考えると、今回のホテルで特に良かったのは、ローテンブルクとミュンヘンだったと思います。

フュッセンのリュイトポルトパーク・ホテルは、部屋の雰囲気という点では少し惜しかったです。
ただ、駅近で、街歩きにもノイシュバンシュタイン城観光にも便利という意味では、実用面では十分良かったと思います。


フュッセンで忘れてはいけないのが、宿泊者向けの観光カードです。

ホテルにチェックインするときに、観光クーポンのようなカードが必要かどうか聞かれました。
これをもらっておくと、フュッセン周辺のバスが無料になります。

ノイシュバンシュタイン城へ向かうときも、まずホテルからバスでふもとの街まで行くことになります。
そのため、このカードはかなり重要でした。

フュッセンに泊まるなら、チェックイン時にこのカードを必ずもらっておいた方がいいと思います。

こういう細かいところが、個人旅行では意外と効いてきます。
バスに乗るたびに切符を買う必要がないだけで、気持ちがずいぶん楽になります。


ノイシュバンシュタイン城の予約は、フュッセン滞在2日目の13時30分にしていました。

朝は早めにホテルを出発しました。
ホテルからバスに乗り、まずは城のふもとの街へ向かいます。

そこからノイシュバンシュタイン城へ行く方法は、いくつかあります。

バスで上まで行く。
馬車で行く。
歩いて行く。

私たちは、まず徒歩でマリエン橋を目指すことにしました。

歩くといっても、普通の舗装された道をそのまま上がっていくだけではなく、山道を通る近道ルートがありました。
そこを進むと、意外なほど早くマリエン橋に到着しました。

ふもとから30分もかからなかったと思います。

もちろん坂道ではあります。
ただ、普段から歩くのがそれほど嫌でなければ、徒歩はかなりおすすめです。

バスを待つ時間もありません。
馬車に乗る手間もありません。
自分のペースで進めます。

結果的に、私たちは行きも帰りも徒歩でした。

ノイシュバンシュタイン城へ行くというと、ついバスや馬車を考えたくなりますが、歩けるなら徒歩で十分だと思います。


まず向かったのは、マリエン橋です。

ノイシュバンシュタイン城の写真でよく見る、あの景色が見られる場所です。

橋から見るノイシュバンシュタイン城は、やはりきれいでした。

山の中に白い城が立っています。
まさに、絵葉書のような景色です。

ノイシュバンシュタイン城は、外から見るだけでも十分に美しいです。
ただ、実際に行ってみると、外観だけで終わらせるのは少しもったいないと思いました。

やはり、内部ツアーは必見です。

城の中に入ると、外から見ているだけとは印象が違います。
「ノイシュバンシュタイン城に来た」という実感が強くなります。

外観だけ見て帰ることもできますが、それだと少し観光地をなぞっただけのような感じになってしまうかもしれません。
中のツアーまで参加すると、やはり行った感があります。

これは、今回行ってみて強く感じました。


ただし、予約時間については少し反省があります。

私たちは13時30分のツアーを予約していました。
しかし、朝早くホテルを出て、徒歩でマリエン橋まで行ったところ、思ったより早く着いてしまいました。

結果として、かなり時間が余りました。

もちろん、周辺を散策したり、城の近くで軽く食べたりして時間をつぶすことはできます。
ただ、午前中から動くなら、13時30分では少し遅かったかもしれません。

12時30分くらいの予約で十分だったと思います。

これからノイシュバンシュタイン城へ行く人は、出発時間と移動手段を考えたうえで、予約時間を決めた方がいいと思います。

朝早くフュッセンを出て、徒歩でマリエン橋まで行くなら、意外と早く城周辺に着いてしまいます。
午後遅めの予約にすると、城の前で少し時間を持て余すかもしれません。


フュッセンの街自体も、きれいな街でした。

ただ、正直に言うと、街そのものの印象は、ローテンブルクほど強くはありませんでした。
その後に行ったミュンヘンと比べても、観光地としての厚みは少し控えめだったと思います。

ローテンブルクは、街全体が中世のテーマパークのような迫力がありました。
ミュンヘンは、大都市としての見どころや食事の選択肢が多い街でした。

それに比べると、フュッセンは、ノイシュバンシュタイン城へ行くための拠点という印象が強かったです。

もちろん、街は美しいです。
川の色もきれいですし、山も見えます。
散歩するには気持ちの良い街でした。

ただ、街歩きそのものを目的にするというより、ノイシュバンシュタイン城とセットで楽しむ場所という感じでした。


食事では、ここでもホワイトアスパラを食べました。

今回のドイツ旅行では、季節柄、ホワイトアスパラを何度も食べることになりました。
フュッセンでも連日のように食べていました。

2日目は、「ツム・シュヴァネン」というレストランで、シュヴァイネハクセを食べました。

ドイツ料理らしい、しっかりした肉料理です。
旅の後半になると、だんだん注文にも慣れてきます。

最初の頃は、メニューを見ても何が出てくるのかよくわからず、Google翻訳などに頼りながら選んでいました。
しかし、この頃になると、ビール、ソーセージ、ホワイトアスパラ、シュニッツェル、シュヴァイネハクセといった定番料理には、だいぶ馴染みが出てきました。

ホテルの朝食には、白ソーセージもありました。

ドイツらしい朝食という感じで、これも旅の記憶として残っています。


フュッセンは、今回の旅の中では少し不思議な位置づけの街でした。

ホテルは便利ですが、部屋の印象は少し惜しい。
街はきれいですが、ローテンブルクやミュンヘンほどの強烈な印象はありません。
ただ、ノイシュバンシュタイン城へ行く拠点としては、とても便利でした。

そして、ノイシュバンシュタイン城そのものは、やはり行ってよかったです。

外から見る城は美しいです。
マリエン橋からの眺めも素晴らしいです。
でも、それだけではなく、内部ツアーまで参加してこそ、ちゃんと「行った」という感じになります。

バスや馬車ではなく、徒歩でマリエン橋まで向かったのも良かったです。
山道の近道を歩いて、自分の足で城へ近づいていく感じがありました。

歩くのが苦でなければ、ノイシュバンシュタイン城は徒歩で向かうのもおすすめです。

フュッセンに泊まるなら、宿泊者カードをもらうこと。
ノイシュバンシュタイン城の予約時間は、少し早めでもよいこと。
そして、外観だけでなく、内部ツアーまで行くこと。

この3つは、実際に行ってみて感じた大事なポイントです。


目次ページに戻る
(はじめてこのブログを読む方へ)

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です