1-2 英語が聞き取れない理由は5つあった。でも最初にやるべきは1つだった話

前回、Rの発音について書きました。

舌と唇の使い方を意識するだけで、
聞こえ方が少し変わるかもしれない。
そんな手応えを感じた一方で、
「聞き取れない理由は、Rだけじゃないな」とも思いました。

一昨日、たまたまYouTubeで流れてきた英語学習の動画を見た。
正直、最初は「またよくある話かな」と思っていた。

でも、その中の一言に妙に納得してしまった。

「正しく発音できない音は、聞き取れるようにはならない」

ああ、確かにそうだと思った。
精神論でも根性論でもなく、かなり冷静な指摘だ。

自分の中に“出せない音”は、
聞こえてきても脳が正しく処理できない。
だから、いくら聞いても「聞いた気になる」だけで終わる。

その流れで、
「じゃあ結局、ヒアリングができない理由って何なのか?」
という話になり、動画では5つの理由が挙げられていた。

聞き取れない理由は、この5つ

1つ目は、正しい発音を知らないこと。
RとL、th、bとvなど、
そもそも音の違いが分かっていない状態。

これは単語をどれだけ覚えても、
聞き取りには直結しない。

2つ目は、単語と単語がくっつくこと。
英語は単語を一語ずつ発音しない。

want to が wanna になったり、
pick it up が pickitup になったりする。

知っている単語なのに、
音がつながった瞬間に別物に聞こえる。

3つ目は、音が省略されること。
書いてある通りには、発音されない。

next や friend のように、
最後の音が弱くなったり、消えたりする。

「全部聞こえないとダメ」
と思っていると、ここでつまずく。

4つ目は、単語の最後と次の単語の頭が影響し合うこと。
did you が didʒu になったり、
don’t you が dontcha になったりする。

音がつながるだけでなく、
まったく違う音に変わるパターンだ。

これを知らないと、
聞こえているのに認識できない。

5つ目は、リズムとスピード。
英語はすべての単語を同じ強さでは読まない。

強い単語だけが目立ち、
弱い単語は潰れて消える。

結果として、
「知っているはずの単語が聞こえない」
という現象が起きる。

で、結局どこからやるべきか

5つ並べると、正直どれも重要に見える。
でも、動画を見ていて一番しっくりきたのはこれだった。

入口は、正しい発音。

正しく発音できる音が増えると、
単語の連結も、音の省略も、
「変化として予測できる」ようになる。

前回書いたRの話も、まさにここにつながる。
舌と唇で音を作れるようになると、
聞こえ方も少しずつ変わってくる。

結局、
「聞く練習」というより、
聞こえない理由を一つずつ減らしていく作業なのだと思う。

自分の場合、
その中でも特に引っかかっていたのが、
LとRの音でした。

頭では分かっているつもりでも、
音だけで聞くと、自信が持てない。

その感覚について、
次の記事で、もう少し具体的に書いています。

▶︎ LとRが聞き分けられない話

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